550 GPクラスを新設して細分化
2022年11月13日(日)、神奈川県平塚市のジェットフィールド湘南を舞台に5回目となるヴィンテージ水上バイクのタイムアタックレースが開催されました。
過去4大会は一度として同じ内容がない変化に富んだイベントでもありますが、今回は一番人気の550クラスにGPカテゴリーが追加され、全3クラスに細分化。エントリーも550クラス合計で前回の37から43に増えました。
また前回は2ヒート合計タイムで予選順位を決め、上位入賞者による決勝トーナメントで最終順位を決定しましたが、今回は予選2走のベストタイムで予選順位を決定。
どちらか1本でも良い走りができれば結果に繋がるため、より攻めた走りができる方式となっていました(それ以外にも順位が大きく変動する「とある仕掛け」が用意されていましたが……)。
手に汗握るリレーバトル
毎回参加者もギャラリーも楽しめる企画レースが用意されているのもこのイベントの特徴ですが、今回はJS300を使ったリレーレースを開催。
若手ライダーによる「ヤングチーム」とベテランライダーによる「ミドルチーム」の対戦形式で、世代を超えたバチバチの勝負は見応え十分。
しかも受付時にどちらが勝つか予想して、勝利チームに投票したひとは予選タイムから2秒減算というボーナスもあったので応援にも力が入ります。
こうしたギャラリーも楽しめる企画レースが毎回用意されているのも、人気の秘訣ですね。
若手の台頭
往年の名ライダーやリターンライダーの参加が多いのはもちろんですが、440や550全盛の時代をまったく知らない若い世代の参加も多く、今大会は上位へ食い込んでくるヤングライダーの台頭も目立ちました。
「俺たちにとってはヴィンテージイベントだけど、この子たちにとってはニューカルチャー」という村尾高明さんの言葉どおり、新しい文化として今後も老若男女が入り交じり一層盛り上がっていきそうですね!
動画はこちら
参加選手、全員掲載!
写真をクリックすると、参加者を全員掲載した各クラスのページへジャンプします。全選手のリザルトも掲載しています。走行写真はダウンロード可能なので、ご自身の写真に限り、SNSなどでご自由にお使いください。