【全員掲載】ヴィンテージ水上バイクでタイムアタック!|OUT A TIME SPORTS #7

ヴィンテージマシンの運動会!?
大人気イベントが今年も開催

2024年11月10日(日)、神奈川県平塚市のジェットフィールド湘南で『OUT A TIME SPORTS #7』が開催されました。

このイベントは日本で唯一となるヴィンテージマシン限定のタイムアタックレースで、当時を知るベテランはもちろん、若者の参加も多い人気のイベントです。

主催者のひとりである村尾高明選手が「ガチのレースではなく運動会みたいなもの」と評するとおりその雰囲気は和気あいあいとしたもので、ギャラリーが楽しめる仕掛けも多く用意されているためみんなで楽しめるレースイベントとなっています。

直前に発表されるコースやルールにも主催者側の仕掛け(同一コースで右回りと左回りを走らされたり、自分のマシンで走れなかったり)があるわけですが、今回はシンプルなスラロームコース
とはいってもかなり幅の狭い鬼畜仕様のスラロームで、タイトなコース設定がライダーを苦しめました
ライダーは練習走行、1走目、2走目の計3回走り、1走目と2走目のタイムの良い方が成績となります

イベントレースの予想的中で
マイナス1秒の特別ルール

タイムアタックだけでなく、毎回趣向を凝らしたイベントレースが企画されているのもOUT A TIME SPORTSの特徴ですが、今回は『親子リレー』『師弟対決』の2つのレースで勝者を予想し、見事的中すると自身のタイムから1秒減算される特別ルールを採用。

勝敗に大きく影響したクラスもいくつかあり、走る方も見る方も手に汗握るレースとなりました。

子どもチームは左から大畑梨菜選手、横山亜土夢選手、大中原凪選手の3名
親チームは左から前沢貴仁選手、大中原育美選手、大畑麻美選手の3名
一度は勝利を喜んだ子どもチームでしたが……
親チームからの物言いにより再走となり、結果は親チームが勝利
村尾高明選手と長松アレックス一博選手の師弟対決は、長松選手が師匠を上回るタイムで勝利

また今大会は沖縄県宮古島市のRECMARINE(レックマリン)特別協賛による『賞金争奪チーム対抗戦』も開催。

参加全選手が2チームにわかれて合計タイムを競う団体戦で、誰かのミスがチームの成績に直結するため個人のタイムアタックより緊張していたひとも多かったような。

エントリーした全員がチームAとチームBにわけられ、合計タイムで勝敗を競います
勝利したAチームにはRECMARINEの佐藤代表より賞金30万円が贈呈!

和やかな雰囲気とギャラリーも一丸となって楽しめる仕掛け、そしてちょっとした緊張感と、まさにオトナたちの運動会のような1日は大盛りあがりで幕を閉じました。

次回は若手ライダーたちが運営の中心を担っていくようなので、より一層の発展に期待しましょう!

OUT A TIME SPORTS #7
全選手リザルトと写真

※画像をクリックすると各クラスのページが開きます

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