春の足音が少しずつ聞こえはじめ、新型ULTRAの発売日(2022年5月15日予定)も刻一刻と近づいてきました。ボートショー2022も目前に控え、そろそろ水上バイクの購買意欲もヒートアップしてくるころでしょう。
さて、そんなみなさんにおかれましては、「どっちのULTRA」にするか、もう決めましたか?
装備で決める?色で決める?
新型ULTRAバイヤーズガイド
日本国内にはULTRA 310LXと310LX-Sの2モデルが導入されます。
それぞれの違いはさほど多くありませんが、もっとも購入時に悩みそうなのが「オーディオの有無」と「カラー」かもしれません。
スピーカーが4基になって進化したJETSOUND 4sは310LXのみ採用されているので、オーディオ標準装備が希望なら310LX一択となります(従来同様なら310LX-Sにも後付けできそうですが、今のところ詳細は不明)。
一方、カワサキファンが愛してやまないライムグリーンは310LX-Sだけなので、カラーにこだわるならこちらを選ぶしかありません。
何を優先するか悩ましいところではありますが、そんな時間も楽しいもの。それぞれの違いを知ったうえで、どちらを選ぶか悩んでみてください。
JET SOUND 4sはULTRA 310LX専用装備
スピーカーを4基搭載し、専用ジョグダイヤルも装備。Bluetooth接続も可能なオーディオシステムJET SOUND 4sは、310LXの専用装備です。コックピットを比較すると、310LXはJET SOUND 4sや専用のメーターバイザーにより、ゴージャスな仕上がり。310LX-Sは、高級感とスポーティーさを両立したイメージとなっています。
装備・機能比較
ヒップサポートの有無だけでなく、
表面素材も異なるシート
膝周りがスリムでニーグリップしやすい形状は共通ですが、310LX-Sはスポーティな2ピースシートを採用。対する310LXは前後位置を3段階から調整可能で、定員分のヒップサポートを備えるエルゴフィットラグジャリーシートを装備。直射日光に照らされてもシートが熱くなりにくい昇温低減性にすぐれた新素材を使用しており、ホワイトのステッチや、ジェットスキーで初採用となるワディング加工により、高級感溢れる仕上がりとなっています。
デッキマットにも違いが
デッキマットのパターンも両モデルで異なり、310LXにはラグジュアリーなイメージを際立たせるウッド調のデザインが採用されています。