【動画】専用アプリと連携可能なディスプレイを新採用|2022 BRP Sea-Doo RXT-X 300|生駒 淳インプレッション

アプリと連携可能なディスプレイを新採用

Sea-Doo(シードゥ)の人気モデルであるRXT-X 300が2022年にマイナーチェンジされ、前年はGTX LIMITED 300のみに採用された7.8インチワイドフルカラーLCDディスプレイを新たに装備。

アプリと連携することでマップが表示可能になり、ハンドル右のコントロールパッドでオーディオ操作もできるため、さらに利便性が向上したといえるでしょう。

新たに7.8インチのワイドフルカラーLCDディスプレイを採用。
専用アプリ「BRP GO!」と連携することで右半面にマップを表示可能。
アプリとの連携には有線接続が必要。

走行性能については、従来と変わらぬ高いポテンシャルを維持。300馬力による刺激的な加速性能とST3ハルによる高い安定性はGTX LIMITED 300と共通で、どちらも「市販モデルとしては速すぎるぐらい」と生駒選手はコメントしています。

旋回はRXTの方がシャープな味付けとなるように、GTXとは異なるスポンソンを採用。とはいってもRXP-X 300のように鋭角さを追求したものではなく、「スピードを出したまま大きく曲がるのに適した乗り味」に仕上がっているそうです。

水上でも抜群の存在感を放つトリプルブラックのカラーリング。
トリプルブラック
ミレニアムイエロー

トップライダーが認めるローンチ・コントロールの効果

そして試乗した生駒選手が「驚いたし感動した」というほど効果を発揮したのが、ローンチ・コントロール。低速からの加速時に船体姿勢を自動で最適化することで、加速や旋回性能の向上が見込める機能です。

ハンドル左のVTS上下ボタン同時押しで設定できます。

「誰でも体感できるレベルで違いがでます。ノーズが跳ねなくなるからトップまでの加速も良くなるし、コーナーでもしっかり水を捉えるようになるから立ち上がりが速い。コースを1周走ったらラップタイムにかなりの差がでるぐらい、走行性能が向上します」

と絶賛するほど。試乗の機会があれば、ぜひその違いを体感してみてください。そして既存オーナーでもしこの機能を使っていないなら、今すぐ試してみるべし。多人数で乗船した際にも効果を発揮するはずですよ。

システムが常時ONの状態になる「Launch On」。
最初の加速時だけシステムがONになる「One Launch」。

インプレッションの全容は動画で!!

撮影協力|エムジーマリーン

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