ヤマハ最速モデルは速いだけじゃない!?|2022 YAMAHA WaveRunner GP1800R SVHO

ウェーブランナー最速の称号である“GP”の名を冠したGP1800R SVHOは、2021年に各部がリニューアル。

約7キロの軽量化や足回りの最適化、さらには重心位置の変更により加速性能が向上し、アッパーデッキの形状変更に伴いライディングポジションも見直されました。

より走りに特化したモデルに仕上がったと、そう思うのも間違いではありませんが、現代のGPはそれだけではありません。

足元のデッキは幅広で深さもある低床ワイド設計が採用され、無理のないライポジを実現。
スリムな2ピースシートはニーグリップが容易で、人馬一体の操縦を可能に。

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多機能ディスプレイの搭載で機能が充実

レーシーなホーム画面はGP専用デザイン(タコメーター)。

まずは4.3インチのコネクスト・マルチファンクションディスプレイが採用されたことで、機能面が大幅に充実。

速度と加速を設定できるドライブコントロールをはじめ、船体姿勢を自動で最適化するオートトリムやクルーズアシスト、ノーウェイクモードなどのライダーをアシストする機能も採用されています。

速度3段階、加速2段階から設定可能なドライブコントロール。
低速からの加速と旋回時に船体姿勢を自動制御するオートトリム。

FX譲りの機能も採用

従来は最上位シリーズのFX専用装備だったものが、2022モデルから他モデルにも採用される傾向にあります。

GPにも足元の水を自動で排水するフットウェルドレンやマルチマウントシステム、さらにはBluetoothオーディオシステムなども採用されているため、走行性能だけでなく快適性も向上しているといえるでしょう。

フットウェル・ドレン。
ロープが掛けやすいグレードアップ仕様のトーイングフック。
VX Cruiser HOと同型のBluetoothオーディオシステム。

レーシーで高級感のある外観

ハンドル周りは無駄をそぎ落としてミニマルなデザインで、マットな質感で高級感のあるチタングレーのカラーとマッチしてGPのレーシーなイメージをより際立たせています。

レーシーなデザインのハンドル周り。
スイッチケースもコンパクトなデザインに。

持ち前の走行性能には磨きが掛かり、なおかつ装備と機能の充実で高い快適性も実現しているGP1800R SVHOは、より多くのひとのニーズに応えられる完成度の高いウェーブランナーといえるでしょう。

撮影協力
エムジーマリーン
https://www.mgmarine.co.jp/

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