FISH PRO 155オーナーがその違いに驚いた|2021 BRP Sea-Doo FISH PRO 170

いつも乗っているなら、その違いが手に取るようにわかるはず!

ということで、FISH PRO(フィッシュプロ)オーナーに、2021モデルのFISH PRO170を体感してもらい、その違いを聞いてみました。

◇ ◇ ◇

取材に協力してくれた佐藤真司さんは、相模湾で水上バイクフィッシングを楽しむFISH PRO 155のオーナー。

10年ほどカヤックで釣りをしていたそうですが、2019年のFISH PRO発売を機に仲間3人と共同で購入し、水上バイクフィッシングをスタート。月に4 ~ 5回は魚を求めて海にでる、生粋のアングラーです。

そんな彼のコメントは以下に詳しく紹介しますが、もっとも印象的だったのが「(自分のFISH PROが)ちょっと古くさく感じちゃいましたよ……(笑)」というコメント。

装備の追加により思った以上の進化を体感できたようです。

15馬力アップで驚くほどスムーズに

2020モデルから170馬力となり、佐藤さんの所有する2019モデルから15馬力アップしています。

その恩恵は乗ってすぐに体感できたようで、「ポイントの移動がスムーズ。動きがすごく軽いし、15馬力アップしただけでぜんぜん違いますね」と驚いていた。

ポイント移動の際にルアーを収納しておけるルアーホルダーを、ルアーが暴れるのを防げるので便利。パラアシュートアンカーは釣りの邪魔にならないよう、シートグリップに固定して後方に展開しているそうです。

クーラーボックスに1段追加してさらに使いやすく

付属のクーラーボックスに1段追加できるクーラー・エクステンションが、オプションとして新たに登場。

「これはすごい便利。今日みたいにルアーを頻繁に付け替えるときには、フロントストレージよりもこっちに入れておいた方がラクですね」と佐藤さん。

またクーラーボックスに1 段追加されたことで作業スペースが高くなり、「意外とちょうどいい高さ」になっているようです。

ノーマルのクーラーボックスと比較すると、高さの違いが良くわかります。エクステンションを付けるとボックス背面へのアクセスが難しくなるので、ロッドホルダーは左右に取り付けた方がよさそうです。

ただし下段スペースにアクセスする際、「上段部分が重いので、開け閉めするのが少し大変です。クーラーボックスとしての機能もあるから、仕方ないんでしょうけど」とのこと。使う際は手を挟まないように注意しましょう。

魚の反応も鈍いし、鏡のような水面でひとときのブレイクタイム。自由気ままに釣りができるのも、水上バイクフィッシングの特権です。

かゆいところに手が届くフロントサポート

スピーカーの上あたりにロッド・カップホルダーを装着できるフロントサポートは、「仕掛けを交換するときの一時的なサオ置き場として便利」なようです。

佐藤さんもすぐに自分のFISH PROに装着したといい、カップホルダーも重宝しているとか。

2021モデルのFISH PROには、異物除去ポンプシステムiDFも採用されています。今回は使う場面がなかったので、実力はまだ未知数。

海に映えるカラーリング

今回の撮影には、ジェットフィールド湘南の福島さんが佐藤さんのFISH PRO 155で同行してくれました。2 艇を見くらべると、やはり海には2021モデルがよく映えますね。

幾度となくポイント移動を重ねた末に釣りあげた、良型のアマダイ。機動力のある水上バイクフィッシングだからこそ手にした釣果ともいえます。

BRPジャパン

取材協力|ジェットフィールド湘南55 HEAVEN

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