どんなアクションが可能?
フリースタイラーが可能性を探る
2026年に国内デビューしたJetBlaster PROは、軽量・コンパクトなボディと各種装備により様々なアクションが可能なモデルです。
他とは一線を画するコンセプトで開発されたウェーブランナーですが、実際にどのような動きができるのか、気になるひとも多いのではないでしょうか。
ここでは元フリースタイル全日本チャンピオンであり、フリーライドの国内第一人者でもある村尾高明さんにJetBlasterの可能性を探ってもらいました。
「はじめて乗りましたけど、キビキビ動きますね。
スムーズだしストレスをまったく感じませんでした。
思っていた以上に水を食うので、僕たちみたいな(フリーライド的な)乗り方だと少し曲がりづらいかも。
テールスライドとかで引っかかる感覚というか。
普通のひとにとってはよく曲がるってことです(笑)。
ハルがよくできている証拠だと思います。
まあ他のモデルならアクセルを吹かす前にハンドルを切ってグルっと回るところを、ハンドルを切ってからアクセルを開ければテールスライドしたので、やり方の違いですね」
ボディが小さくて軽いだけではなく、ハル性能にもこだわっていることが思わぬ形で感じ取れたようです。
ヤマハの開発者も「ハンドリングには自信がある」と言っていましたが、ウェーブランナーに必要な「走る」「曲がる」といった基本的な性能も、JetBlasterは高い水準で備えています。
そのうえで様々なアクションが可能なわけですが、具体的にどのようなことができるのでしょう。
「360ターン、テールスライド、フローティング、エアターンぐらいは純正の状態でもできると思います。
バックライディングとかも、やっていいんだったら(笑)。
あとは胸ぐらいのウェーブがあれば、バレルも絶対できます。
足を固定するストラップ的なものはほしいですけど、このまま(純正の状態)でも絶対に回れますよ」
これまで様々な水上バイクでバレルロールに挑戦してきた村尾さんですが、JetBlasterでも波を使えば「絶対に」回れると断言。
バレルは誰でもできるわけではありませんが、それ以外のアクションなら「練習すれば多くのひとが楽しめる」とのこと。
まずはテールスライドや360ターンなどからはじめるのがよさそうです。
ちなみにウェーブコンディションなら、「取り回しもいいし、変にハンドルを取られることもないから僕はこっちの方がラクですね」と村尾さん。
走ってよし、回ってよしなJetBlasterなら、ちょっと違った遊び方ができそうです。
2026 WaveRunner
JetBlaster PRO
Specifications
●全長3000×全幅1140×全高1180mm ●乾燥質量247kg ●燃料タンク容量50L ●1049㎤水冷4ストローク3気筒(自然吸気) ●最大出力110PS ●無鉛レギュラーガソリン ●シフト:RiDE(電動) ●定員3名
取材協力
ジェットフィールド湘南
https://jetfieldshonan.jp/
ジェットスポーツエントランス
http://devilfreeride.com/