ジェットスキーのニューモデル4機種が発表
カワサキモータースジャパンは2027年に国内導入を予定するJET SKIのニューモデル4機種を発表。
ロングツーリングに対応する「ULTRA 160LX ADVENTURE」、軽量コンパクトなSTXハルに過給エンジンを組み合わせた「STX 310R」、快適性と実用性を高めた「STX 160LX-S」、固定ハンドル式スタンドアップ「SX-X 160」。
既存のプラットフォームを活かしながら、キャラクターの異なるモデルに仕上がっています。
快適なロングツーリングを
実現するアドベンチャーモデル
ULTRA 160LX ADVENTUREは、水上で過ごす一日をよりアクティブに楽しむために開発されました。
ベースモデルのULTRA 160LXが備える快適性やハンドリング性能、収納力をベースに、長時間のライディングや幅広い水上アクティビティへ対応する専用装備が追加されています。
専用グラフィックやフラグメントカモグレーのカラー、ウインドシールド、サイドフロート、マルチユースパイプがアドベンチャーモデルらしい機能的でタフな外観を演出。
釣りに特化したULTRA 160LX-S ANGLERの姉妹モデルともいえそうです。
1分でわかるULTRA 160LX ADVENTURE
- 長距離ツーリングや水上アクティビティを想定したアドベンチャーモデル
- 走行風や水しぶきを抑える大型ウインドシールド
- フットスペースへの水の進入を抑えるサイドスプラッシュガード
- 接岸時のグリップとしても使える専用マルチユースパイプ
- 7インチTFTメーターを搭載
- ガーミン製7インチナビ付き魚群探知機「ECHOMAP UHD2 7cv」を装備
- オーディオシステム「JETSOUND」を搭載
- 船上を移動しやすく、自由な姿勢で座れる3人乗りフラットベンチシート
- 停船・低速時の安定性を高めるサイドフロート
- カラーはフラグメントカモグレー
- メーカー販売予定価格336万6000円(税込)
- 2027年春頃に国内導入予定
タフな環境にも適応し
快適性を向上する専用装備
フロントにはカワサキのアドベンチャーモーターサイクルから着想を得た大型ウインドシールドを装備。
走行風や水しぶきを遮り、長距離航行時の快適性を向上します。
フロントのマルチユースパイプはアルミブラケットで固定され、接岸時や係留時に握るグリップとしても使用可能。
ブラケット基部のサイドスプラッシュガードが、フットデッキへの水の進入も抑えてくれます。
コクピットには複数の表示モード、ジョグダイヤルコントロール、スマートフォンとのワイヤレス接続、インフォテインメント機能に対応する7インチフルカラーディスプレイを採用。
さらに右舷側にはガーミン製7インチ魚群探知機「ECHOMAP UHD2 7cv」も装備され、ディスプレイとの2画面構成はより現代的なビジュアルに。
ジェットスキー専用オーディオシステム「JETSOUND」も採用され、シートはフラットでクッション性も高い3人乗りベンチシートを採用。
船体後部左右のサイドフロートは浮力を高め、停船時や低速時の安定性を高めます。
フラッグシップの走りと
充実の基本装備
ULTRAシリーズ伝統の22.5度ディープVハルはバンクさせる旋回性能、波やうねりを切る耐航性、荒れた水面での滑らかな乗り心地を実現。
レスポンスと信頼性にすぐれる自然吸気の水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、最大152馬力を発生。
高効率の大径ジェットポンプで、このパワーを推力へと変換します。
大容量フロントストレージや、シートに座ったままアクセスできるイージーアクセスストレージといった収納も充実。
広々としたULTRAデッキにはアクセサリーや荷物の固定に使えるマルチマウントレールや格納式リボーディングステップを装備。
前進、ニュートラル、後進、減速を右手のみで操作できるKSRD(カワサキ・スマート・リバース・ウィズ・ディセレーション)も装備されています。
後進時の推力を調整できるリバースアシストや艇速に応じて船体姿勢を自動調整するローンチコントロール、フル/ミドル/ロー/SLOから選べるパワーモード、エレクトロニッククルーズコントロール、エレクトリックトリムコントロールといった走行をアシストする機能も充実。
専用スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP POWERSPORTS」と接続すれば、船体情報やメンテナンス履歴、走行ログ、グループライド中の仲間の位置などを確認・共有が可能。
進入禁止区域や引き波禁止区域といった航行規制情報も通知されます(PWCエキスパートガイドマップの対応エリアに限る)。
ジェットスキー史上最速の加速を
実現したランナバウトスポーツ
JET SKI STX 310Rは、コンパクトでスポーティなSTXハルに過給エンジンを組み合わせたライトウェイトスポーツ。
小型軽量×ハイパワーによる爆発的な加速は容易に想像ができるもので、カワサキは「JET SKIランナバウト史上最速の加速性能」を誇ると発表しています。
1分でわかるSTX 310R
- 過給エンジンと軽量小型なSTXハルを組み合わせた新型ライトウェイトスポーツ
- JET SKIランナバウト史上最速の加速性能
- 穏やかな水面での俊敏なハンドリングと荒れた水面での走破性を両立
- スペーサーにより高さを調整できるERGO-FITモトクロススタイルハンドルバー
- ハンドルバーパッド、スポーツグリップ、専用ハンドルバーポールを装備
- バンパーにLEDアクセントライトを装備しULTRAライクな外観に
- フロントにカワサキの総合技術力を象徴するリバーマークを配置
- 加速時に艇速に応じてトリムを自動調整するローンチコントロール
- 前進・ニュートラル・後進・減速を片手で操作できるKSRD
- メーカー販売予定価格は282万7000円(税込)
- カラーはライムグリーン×エボニー
- 2027年春頃に国内導入予定
リバーマークが物語る
類い希なる走行性能
スーパーチャージャーとインタークーラーを備えた水冷1498cm³・4ストローク並列4気筒マリンエンジンは、モデル名からもULTRA310シリーズと同等の最高出力ではないかと推測されます(スペックは現時点で未発表)。
そしてULTRA譲りのパワーユニットが生み出す強大な推進力を水面へ効率よく伝えるため、吸水・推進システムを最適化。
キャビテーションを抑えながら、加速時に理想的なフックアップが得られるよう設定されています。
おそらくパワーウェイトレシオはジェットスキー最高峰の数値となるでしょう。
カワサキの総合技術力の象徴であり、これまではULTRA 310LXシリーズにしか与えられなかったリバーマークエンブレムがSTXシリーズで初採用されていることも、その性能を物語っています。
加速性能を120%引き出す
ローンチコントロールを採用
ハンドルは高さ調整が可能なERGO-FITモトクロススタイルを採用。
スペーサーにより体格や好みに合わせた位置へ変更でき、ハンドルバーパッド、スポーツグリップ、独自のハンドルバーポールがスポーツライディングを手助けします。
加速時に船体姿勢を自動制御するローンチコントロールも採用されており、ジェットスキー史上最速といわれるSTX 310Rの加速性能を余すところなく引き出します。
多機能で視認性にもすぐれる7インチフルカラーディスプレイは、情報取得とエンタメを兼ね備えたインフォテインメント機能も充実。
画面内にはスーパーチャージャーのブースト計も表示され、スポーツマインドを刺激します。
シート後方のリヤビューカメラ映像もディスプレイで確認でき、トーイング時などの後方視界をサポートします。
専用スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP POWERSPORTS」と連携することで、船体情報やメンテナンス情報、走行ログ、仲間の位置、走行ルートの確認・共有ができ、進進入禁止区域や引き波禁止区域といった航行規制情報も通知されます(PWCエキスパートガイドマップの対応エリアに限る)。
右手一本でシフト・後進操作が可能なKSRDも採用され、さらにフロントストレージを中心とする収納、カップホルダー、防水スマートフォンポケット、リヤポケット、ワイドなリヤデッキ、格納式リボーディングステップ、係留用サイドクリートなど、快適・実用装備も充実しています。
STX160シリーズにも
ニューカマーが登場
海外で先行展開されていたJET SKI STX 160LX-Sが、2027年モデルで国内デビュー。
160馬力の自然吸気エンジンと軽快なSTXハルをベースに、様々なマリンレジャーで役立つ装備を加えたモデルです。
1分でわかるSTX 160LX-S
- STX 160Xの基本性能に快適性と実用性を高める装備を追加
- 水冷1498cm³・4ストローク並列4気筒自然吸気エンジン
- 軽量で俊敏なハンドリングを特徴とするSTXハル
- ブルーに発光するLEDアクセントライト
- 後方確認を補助するリヤビューカメラ
- 乗り降りや水上アクティビティに便利なエクステンデッドリヤデッキ
- アクセサリー装着に対応するマルチマウントシステム
- 複数の表示モードを備える7インチフルカラーディスプレイ
- 前進・ニュートラル・後進・減速を片手で操作できるKSRD
- メーカー販売予定価格は248万8200円(税込)
- カラーはパールシトラスイエロー×メタリックマットトワイライトブルー
- 2027年春頃に国内導入予定
スポーツと快適性を兼ね備えた
マルチユースモデル
エンジンは水冷1498cm³・4ストローク並列4気筒自然吸気。
滑らかな吹き上がりとすぐれた燃費性能を特徴とし、約78Lの大容量燃料タンクを備えます。
軽量で小型なSTXハルは、俊敏なハンドリングと扱いやすさを両立。
トリプルKSDと高い位置のフロントバンパーが、水しぶきやフットウェルへの水の流入を抑えます。
高めのシャープなノーズ、大きく滑らかなデッキカバー、3分割モジュラーバンパー、大型ミラーなど、ULTRAシリーズから着想を得たスタイルを採用。
ブルーに発光するLEDアクセントライトも、先進的な外観を際立たせています。
LXのモデルネームにふさわしい
充実の装備類
船体後部にはマルチマウントシステム付きエクステンデッドリヤデッキを採用。
水上アクティビティの準備、乗り降り、荷物の積載に使えるフラットと広々としたスペースを確保し、ワイドな格納式リボーディングステップと2段式グラブバーが水からの再乗艇を支援します。
前席を高めにしたシートにより、膝と肘に余裕のある自然なライディングポジションを実現。
7インチフルカラーディスプレイは複数モード表示、ジョグダイヤル操作、スマートフォンとのBluetooth接続が可能。
リヤビューカメラの映像も表示でき、後方確認を補助します。
もちろんKSRDも採用され、シフト操作や減速を片手で操作可能。
リバースアシスト機能も搭載しており、トリムボタンで後進推力を細かく調整できます。
Xの意思を受け継ぐ
固定ハンドル式スタンドアップ
1986年発売のJET SKI X-2が提案した「固定ハンドル式スタンドアップ」というスタイルを、現代的に再定義したJET SKI SX-X 160(SXクロス160)が登場。
2025年のジャパンインターナショナルボートショーで先行展示された注目モデルが、待望のデビューとなりました。
1分でわかるSTX 160LX-S
- 固定ハンドルを採用した1人乗りのスタンドアップモデル
- モデル名の読み方は「SXクロス160」
- スポーティな固定式MXスタイルハンドルバー
- 自由な体重移動を可能にする専用ワイドデッキ
- SX-R 160と基本設計を共有するハル
- 俊敏なコーナリング性能と、直進・旋回・停止時の安定性を両立
- 水冷1498cm³・4ストローク並列4気筒自然吸気エンジン
- 低回転域から力強く加速するフラットなトルク特性
- エンジンと燃料の警告灯をハンドル基部に配置
- SX-Rのデザイン要素を受け継ぐ流麗なボディワーク
- メーカー販売予定価格は163万9000円(税込)
- カラーはエボニー
- 2027年夏頃に国内導入予定
艇体へ固定されたMXスタイルハンドルにより、ライダーは艇体中央付近で姿勢を保ちながらコントロールが可能。
スタンドアップモデルで求められる体重移動をシンプルにしつつ、SX-Rと基本設計を共有する大型ハルは直進、旋回、停止時の安定性を高め、停止状態からの乗り込みも容易に。
スタンドアップ初心者でも挑戦しやすいモデルとなっています。
もちろん歴代スタンドアップ艇とレースで培った知見により、安定性だけでなく俊敏な旋回や積極的に操る楽しさも両立しています。
エンジンは水冷1498cm³・4ストローク並列4気筒自然吸気を採用。
低回転からの力強い加速とフラットなトルク特性、電子燃料噴射による素早いレスポンスが特徴です。
高回転型ジェットポンプにはφ148mmの楕円型3枚ブレード・ステンレス鋳造インペラを採用し、強力な加速、高い推力効率、低キャビテーション、すぐれたトップスピードに貢献します。
ハンドル基部にはエンジンと燃料の警告灯が配置されています。
ニューモデル4艇が広げる
ジェットスキーの楽しみ方
ULTRA 160LX ADVENTUREはツーリングと水上アクティビティ、STX 310Rは爆発的な加速とコンパクトボディによるスポーツ性、STX 160LX-Sはスポーツ性能と実用性の両立、SX-X 160は固定ハンドルによる新しいスタンドアップ体験と、個性豊かなニューモデルが揃った2027年のジェットスキー。
国内フルラインアップは現時点では発表されていませんが、従来よりバラエティ豊かになることは間違いなさそうです。
カワサキモータースジャパン
https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/