気軽にブイ回りを体験してほしい
兵庫県淡路市のブルーラインあわじで2021年6月27日（日）に開催された、「EXCEL ADOORスラローム・タイムアタック」。
主催者であるエクセルアドア嶋崎さんの「レースとレジャーの垣根を無くして、ジェットスポーツの敷居を低くしたい」という思いから生まれたこのイベントは、昨年は福井県で4回開催。
好評だったこともあり、今年5月にはジェットスポーツのメッカである大阪府貝塚市の二色の浜で開催を予定していましたが、緊急事態宣言の影響であえなく中止に。
その代替案として、「個々のスキルアップにつながるイベントを開催することで、より安全に楽しんでもらえるように」という思いからブルーラインあわじが協力。
日本ジェットスポーツ協会（JJSA）の協力あり、今回のイベントが実現しました。
※7月15日配布のフリーマガジン27ページで「日本ジェットスキー協会」と記載がありますが、正しくは日本ジェットスポーツ協会です。お詫びして訂正いたします。
練習走行会のはずが……？
本来はレース形式ではなく、「みんなで集まって練習しましょう」という気楽な内容になる予定だった本イベント。
ところが「テンションがあがってしまった」という理由により、大会形式で実際にタイムも計測することに。
免許取得からわずか2週間で、「乗るのは今回がはじめてだから練習するつもりできた」というビギナーの参加者からすれば寝耳に水といった様子。
しかし実際にコースを走り、ブイを回ってタイムを計測したことで、上達していく感触や上手くブイを回れたときの達成感を味わえたようです。
「1秒でも速く走りたくなるし、そのために練習したり、マシンをチューニングしたり、ブイ回りは奥が深い楽しみ方ができる」とは嶋崎さんの言葉ですが、その片鱗をこのイベントで感じ取れたのではないでしょうか。
「緊張感が快感に」「波でコースが変化するおもしろさ」「ヘルメットの無敵感」「乗れてる気がする不思議」などなど、ブイ回りの魅力を実感できたコメントも数多く聞こえてきました。
関西圏を中心に今後も開催予定
ブイ回りやレースというのはなかなか敷居が高いイメージで、仲間や友人に誘われなければ足を踏み入れることはないかもしれません。
しかし今大会のように気軽に参加できるイベントがあれば、そのハードルを飛び越えてみようと思うひともきっといるでしょう。
またブルーラインあわじの節和さんが言うように、ブイ回りを練習することで「個々のスキルアップ」にもつながるため、より安全に水上バイクが楽しめるようになります。
比較的安全なクローズドコースでのタイムアタックレースなら、自分の力量と限界を知っておく良い機会にもなるはずです。
今後も関西圏を中心に、スラローム・タイムアタックや耐久レースを開催していく予定とのことなので、気になるひとはコチラに今後の予定が更新されるのを待ちましょう。
参加選手、全員掲載！
今大会は最多エントリーを集めたRUNABOUTクラス、レンタル艇のGTI SE 155で腕を競ったRENTALクラス、男性顔負けのパワフルな走りを見せてくれたWOMENクラスの計3クラス、42エントリーが集まりました。
全員の写真を掲載しているので、クラス名もしくは写真をクリックして各クラスのページにジャンプしてください。
走行写真はご本人に限り、ダウンロード可能です。SNSなどでご自由にお使いください。
RUNABOUT CLASS
RENTAL CLASS
WOMEN CLASS