困難な状況でも、参加者と主催者が協力すれば、イベントはできる!!
2020年11月29日(日)にマリンショップアルファ西浦シーサイド店で開催された、『マリンショップアルファS-1全国大会in西浦シーサイド』。
今年は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、さまざまなイベントが延期・中止となっており、マリン業界も大きな影響を受けている。
この状況下でイベントを開催することは、リスクも伴う。今大会を主催した、マリンショップアルファの藤原社長に、その思いを伺ってみた。
「マリンショップアルファは例年、ヤマハのS-1やツーリング、バーベキューなど、マリンジェットユーザーに楽しんでいただけるイベントを数多く開催してきましたが、そのほとんどが今年は中止になりました。今年はイベントができなくてもしょうがないという意見もありますが、逆にこんな時だからこそ、感染拡大防止に最大限の配慮をして、マリンショップアルファのお客さまだけでなく、マリンジェットを愛する全国のユーザーに楽しんでもらいたい。それが、停滞気味のマリン業界に活気を与えることにもなるはず。そんな思いから、今回のイベントを企画しました」
その思いに応えるように、遠方は山形県からの参加もあったが、昨今の感染拡大の状況を踏まえ、急遽、参加を諦めた方も多かったという。
みんなで楽しみたい、競いたいというユーザーの思いは、やはり強い。そして、その気持ちになんとか応えたいと思うショップがある。両者が協力すれば、困難な状況でも、安心して参加できるイベントは実現できる。そんなことも感じさせてくれた大会だった。
従来のS-1とは異なる、独自ルール
今大会は〝ヤマハS-1〟ではなく、〝マリンショップアルファS-1〟となり、ルールも異なる。
午前中は、従来のS-1で使用されてきたスラロームコースで練習走行と計測をおこない、午後は、S-1スラロームコースにブイを追加し、コースを延長。こちらも、練習走行と計測をおこなう、というもの。
従来のS-1にはない〝ストレート〟の要素を追加することで、S-1ベテラン勢だけでなく、より多くの参加者に上位入賞のチャンスを増やそうという狙いだ。
また通常のS-1であれば、2回の計測で良い方の記録が持ちタイムとなるが、今回は午前と午後の記録を合計したタイムで争われることになり、午前中に良いタイムを出しても、まったく安心できないというスリリングな大会となった。
参加選手、全員掲載!!
クラス名もしくは写真をクリックすると、参加者全員掲載の各クラスのページへとジャンプします。走行写真はダウンロード可能です。ご自身の写真に限り、SNSで自由にお使いください。