JJSF、終幕
2022年7月2日（土）と3日（日）、愛知県蒲郡市のラグーナビーチを舞台にJJSF（日本ジェットスポーツ連盟）主催による最後の競技会が開催されました。
30年の長きに渡り、国内最高峰のレース団体としてクローズドレースとフリースタイルの競技会を開催してきたJJSFですが、今大会をもって幕引きとなります。
日本を代表する選手のほとんどがこの大会で競技デビューを果たし、国内で切磋琢磨したのちに世界へと羽ばたいていったことから、「この大会があったから今の自分がある」「この大会で成長できた」と語る選手も少なくありません。
様々な思いが去来する最後の大会、まずはフリースタイル競技のレポートからお届けしましょう。
最後に魅せた世界最高の演技
これまでに何名もの世界チャンピオンを輩出し、世界トップクラスの実力を誇る日本のフリースタイル。
今大会にも有数の選手が集まりましたが、そのなかでもひと際輝いていたのが優勝した山本汰司選手＜BUN FREESTYLE＞です。
元世界チャンピオンの渡部文一さんを師匠にもつ山本選手の演技は、今大会でも圧巻のひと言。
世界でも数名しか成功していないダブルバックフリップ（空中2回転）を披露し、最後の大会に華を添えてくれました。
また惜しくも表彰台には届きませんでしたが、矢野秀一選手＜Team Lore＞の演技は独自性が高くギャラリーを魅了。
本記事の最後に動画もありますので、ぜひご視聴ください。
リザルト
PRO Freestyle
1位｜山本汰司＜BUN FREESTYLE＞
2位｜福田憲男＜BUN FREESTYLE＞
3位｜濱中直也＜Team Lore＞
4位｜矢野秀一＜Team Lore＞
5位｜大前真樹＜Team Lore＞
EXPERT Freestyle
1位｜坂口博文＜Team Lore＞
