来場者は前年比1万人UP
子どもの来場が2倍以上に
2025年3月20日(木・祝)から23日(日)の4日間にわたり開催された『ジャパンインターナショナルボートショー2025』。
今回はメイン会場のパシフィコ横浜とフローティング会場の横浜ベイサイドマリーナの他に、日本丸シーカヤックパークと八景島マリーナを加えた4会場での開催となりました。
初日が祝日だったことや開催期間が晴天続きだったこともあり、来場者数は前年を1万人以上も上回る4万5382人と大盛況。
子どもが楽しめる、体験できるようなプログラムが充実していたのも今回のボートショーの特徴で、子どもたちにとっても楽しい思い出となったのではないでしょうか。
実際に子どもの来場者数は前年比267%の4860人と大きく伸びていたことから、家族で行ってみようと思える内容だった、ということでしょう。
水上バイクメーカーブースは
「日本初公開」が目白押し
水上バイク関連ブースが集結したジェットビレッジでは、最新モデルから未発表の日本初公開モデルまで、ここでしか見られない展示がズラリ。
初日から多くの来場者が詰めかけ、どのブースも活況でした。
水上バイクメーカーブースにはまたがれる展示艇が多かったこともあり、ハンドルを握ってポーズを決める子どもたちの姿も例年より多く目にできました。
この経験が、未来の船長を生み出すきっかけとなってくれたらうれしいですね。
初日の模様をまとめた動画はこちら↓
水上バイクメーカーブース
展示レポート
ヤマハ発動機
ヤマハブースはウェーブランナーの2025年ラインアップ全5モデルが勢揃い。
音楽のヤマハと共同開発した新型オーディオの展示は、実際のライディングポジションに近い状態で聴こえ方や音の良さが感じられました。スロットル操作による回転数の上下も再現され、音量が自動で調整されるオートボリューム機能もしっかり体感できました。
日本未発売のJETBLASTERも参考展示されており、「発売されたら買いたい!」という声も多かったそうです。
※詳細は別記事にて
ヤマハでは環境保全活動の一環として、従来のFRPに変わる自然由来の環境材料の研究開発を積極的に進めています。
2024年は亜麻繊維のSuperJetが展示されましたが、今回はそれに加えてバサルト繊維と植物由来樹脂の複合材によるSuperJetのカットモデルを展示。バサルト繊維は玄武岩100%の自然素材であるため土に返すことが可能で、製造工程でのCO2排出量の抑制にも期待できるとか。
航行支援アプリJM-Safetyの案内もされ、会場でアプリをダウンロードすると記念品がもらえるなどのキャンペーンも実施。安全への取り組みや有用性が評価され、日本ボート・オブ・ザ・イヤー2024の特別賞も受賞しました。
水素エンジンを採用した船外機も参考出品。ウェーブランナーにもゆくゆくはこのエンジンが……?
BRPジャパン
BRPブースでは2025年モデルのSea-Doo主要9モデルを展示。
FISH PROの特別仕様モデル、FISH PRO APEXも大々的にディスプレイされていました。
※詳細は別記事にて
RXP-X 325が日本ボート・オブ・ザ・イヤー2024のPWC部門賞を受賞。
Can-Am ATVは子どもからも「カッコいい!」と人気。けん引イメージはタイトジャパンLOPROSS EXを使用。
トートタイプのバッグなど、最新のLinQアクセサリも展示されました。
女性アングラーの岡田万里奈さんと木村亜美さんによるトークショーも盛況で、水上バイクフィッシングやFISH PROの魅力について語られました。
カワサキモータースジャパン
カワサキブースでは2026年モデルとしてリリース予定の2モデルを参考出展(国内導入時期は未定)。STXシリーズの最新モデルとなるSTX 160Rは外観や装備類が大きく進化。
X-2の後継機と言えそうな固定ハンドルタイプのスタンドアップSX-Xも注目を集めていました。
※詳細は別記事にて
国内発売予定のフィッシング仕様のULTRA 160LX-S ANGLERやATVも展示。
ジャパンインターナショナルボートショー2025
https://www.boatshow.jp/jibs/2025/