ニール小林 Neil Kobayashi
ヤマハ発動機に在籍中はウェーブランナーやボートのデザインを担当し、現在も日本および海外で活躍するボートデザイナー。携わったノリモノは世界145か国以上の水上で使用され、取得した特許は約170件にのぼる。1947年7月生まれ。東京都出身。
「ウェーブランナー（マリンジェット）の父」と呼ばれるニール小林氏がアメリカ在住時からコレクションしてきた、アメリカならではの「水上バイクのおもちゃ」の数々を紹介してもらいます！
小さくても本格派
自家用車でトレーラーをけん引して水上バイクを運ぶ姿は、海外の水辺で日常的に見られる光景です。そしてプラモデルとしても、多くの種類のものが販売されています。
今回はそのなかでも、水上バイクのサイズが65㎜以下のミニュチアモデルを紹介しましょう。いずれも子どもの手の平に載るサイズで、それぞれ小さいながら色鮮やか。机の端や小さな棚などの手の届くところに置きたくなるものばかりです。
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最初に紹介するのはMotormax社のSport Trailer setです。
これはけん引車がダイキャストで造られており、トレーラーと水上バイクはプラスチック製。プラモデルには珍しく水上バイクが2 艇平行に積まれているのも特徴です。
トレーラーの前部には救命胴衣や燃料缶が置いてあり、実際に近い状態を再現していますね。
2000年ごろにカリフォルニアのKマートで購入しました。
Motormax Toy Factory Ltd
Sport Trailer set
次はMini Wheelsというもので、会社名は不明ですが中国製です。
ジープや水上バイクの他に飛行機や家、パラソル付きのテーブルなど、20点ものパーツがあるので並べ替えて週末の楽しい場面を創り出せるミニチュアとなっていますね。
道路標識が7つもあるので、どのように使うかセンスを問われます。
2000年ごろにカリフォルニアのカバソン・デザートヒルズアウトレットで購入しました。
Made in CHINA
MINI WHEELS-WEEKEND FUN
最後のKid connectionは大手スーパーストアのWal-Mart 社が中国に製造を依頼したもので、水上バイク 以外はダイキャストで造られています。
けん引車はクライスラー社のDodge Durango（ダッジ・デュランゴ）で、実物に近い印象です。水上バイクとの色合いも良く、楽しい雰囲気が出ていますね。
パッケージは他の2つとくらべて簡素ですが、商品の出来映えは良く、身近に置いておきたくなるミニチュアです。
シーズオフに触りながら夏を思い出すのにちょうどいいアイテムですね。
2002年ごろにカリフォルニアのウォルマートで購入しました。
Walmart Inc
Kid Connection
※購入時期、購入場所、購入価格は筆者の記憶を元に記載しています