3年目を迎えた4スト・スタンドアップ
3人乗りモデルが圧倒的なシェアを誇る現在の水上バイク市場において、2019年に一度はラインアップから姿を消したSuperJet(SJ)。
逆境ともいえる状況のなか、「ヤマハからSuperJetを無くしたくない」という開発陣の強い思いにより、2021年に待望のフルモデルチェンジを果たしました。
そんなヤマハ初の4スト・スタンドアップは、「SJらしい軽快性」「SJらしいサイズ感(小型で軽量)」「SJらしいデザイン」といった部分にこだわって開発。
従来ファンのSJに対するイメージから逸脱せず、そのうえで性能を向上しています。
発表当時の開発者インタビューはこちら
なぜ今、4ストSJを?|2021 YAMAHA MARINE JET|SuperJet開発インタビュー
発表当時の試乗インプレッションはこちら
【動画あり】随所に感じる「SJらしさ」|2021 YAMAHA Marine Jet|SuperJet試乗インプレ
発売から3年目を迎えた今、すでに多くのファンが4ストSuperJetを楽しんでいるでしょう。
開発陣が込めた思いは、感じられていますか?
従来SJから乗り換えたみなさんは、満足できていますか?
そんなことも含めて、SJひと筋の女性オーナーにお話しを聞いてみました。
「私には向かないノリモノ」が第一印象
――水上バイクとの出会いはいつごろでしたか?
25年ほど前になりますが、バイト先の知人が水上バイクを所有されていて、マーブルビーチ(大阪府泉佐野市)に誘われたのがきっかけでした。
後席に乗せてもらいましたが、ハッキリ言って「私には向かないノリモノかな」というのが第一印象でした(笑)。
――そこからなぜ免許を取ろうと思ったのでしょう?
同じくマーブルビーチでボート免許業者の方がチラシを配られていて、何の気なしに受け取ったんです。
それを持ち帰って自宅で見直していたら、「資格ぐらい取ってもいいかな」という気持ちになってきて。
本当に軽い気持ちで免許を取得しました。
1999年のことで、当時は4級小型船舶免許でしたね。
――SuperJetとの出会いを教えてください
田尻漁港(大阪府泉南郡)で当時艇庫サービスをされていた、元プロライダーの飛野照正さんにSJの乗り方やマシンの知識、ゲレンデの情報までたくさんのことを教えていただいたのがきっかけです。
それからずっとSJに乗り続けていて、気づけば今のマシンで3台目。
ちなみにクルマも同じ車種ばかり乗り換えていて、気に入ったらとことん固執するタイプなのかもしれません(笑)。
――今はどれぐらいの頻度で乗られていますか?
4月から10月までのあいだ、月に2回ぐらいのペースで乗っています。
毎週土日はかならず、という時期もありましたけど、今はノンビリ楽しんでいますね。
自宅のある和歌山県から艇庫保管していただいている田尻漁港に愛車で行き、そこから一番近いマーブルビーチ前をメインに仲間たちとライディングを楽しんだり、時にはイルカウォッチングに出かけたりしています。
――ずばり、SJの魅力は?
ライディングの自由度が高いところですね。
ランナバウトとは違って、スタンドアップは全身が自由に動かせますから。
それにSJはスタイリングがすごくカッコ良くて気に入っています。
カラーリングが白なので、合わせるウェアの選択肢が広がるのもいいですね。
――SJのここがオススメ!というポイントがあれば教えてください
SJは乗れば乗るほど操縦性の面白さが味わえるノリモノだと思います。
波や風、海の状況によって色々なことが感じ取れる、最高のパートナーです。
2023 YAMAHA WaveRunner
SuperJet
142万0540円(税込)
ヤマハ発動機
https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/
フォース
https://tw1.jp/