宮古ブルーと呼ばれる美しい海に囲まれた宮古島は、日本が世界に誇るリゾートアイランドです。白砂が輝くビーチも島内の各地に点在し、国内外から多くのひとがバカンスに訪れるのはご存じのとおり。
その魅力は様々ですが、陸路で渡れる離島が周辺に多いのも特徴のひとつといえるでしょう。北には池間島、北西には伊良部島と下地島、南西には来間島があり、クルマで渡れることから観光スポットとしても人気を集めています。
島ごとに見どころがあるのでぜひ足を運んでほしいところですが、実は水上バイクでそれらの島々を巡ってみると、また違った表情が見えてきます。
緑豊かな場所もあれば、岩肌が向きだしの断崖絶壁もあり、海の色もエメラルドグリーンからコバルトブルーまで、変化に富んでいます。
もし宮古島の周辺海域で水上バイクに乗る機会があるなら、島々を巡るアイランド・ホッピングをぜひ楽しんでみてください。
ここでは一部ですが、宮古周辺のおすすめスポットを紹介していきます。
美しい海にかかる長~い橋
宮古島と伊良部島をつなぐ伊良部大橋は、全長3540mの長~い橋。
クルマで橋を渡ると美しい海のど真ん中を突っ切っているような感覚になりますが、下から見上げてみるとその存在感がより感じられます。
来間大橋から見る3つの島
前浜ビーチのすぐ目の前には来間島があり、上写真は来間大橋から北側を見た景色です。
左手に見えるのが来間島で、右手には宮古島(前浜ビーチ)、そして正面には伊良部島がうっすらと見えています。
眼下にはこれぞ「宮古ブルー」といえる美しい海が広がっていることもあり、絶好の撮影スポットといえるでしょう。
変化に富んだ伊良部島
伊良部島の東側には沈没船があり、船底が海面に顔を出しています。美しい海に突如として現れる茶色い物体はかなり異質ですが、ひとつの見どころになっています。
またこの周辺は緑が豊かで、さらに自然が作り出した洞窟も数多く存在します。
水上バイクで入れる場所もあるそうですが、この日は風が強く海面が荒れ気味だったため、あえなく断念。
それにしても伊良部島の周辺は景色も変化に富んでいて、色彩も豊か。島沿いを走っているだけでも、見どころが次々に訪れます。
宮古観光の定番スポット「17エンド」
伊良部島の西側に隣接する下地島には空港があり、その北側の海域は「17エンド」と呼ばれています。
宮古諸島を代表する観光スポットで、一面に広がる透明度の高い海は息を呑むほどの絶景です。
干潮時にはビーチも出現するので、陸からでも美しい海を堪能することは可能。でも水上バイクなら、いつでもこの絶景を心ゆくまで楽しめます。
もし17エンドを水上バイクで訪れる際は、シュノーケルセットもお忘れなく。
ルールとマナーを守って楽しみましょう
今回水上バイクで訪れることはできませんでしたが、池間島の周辺海域も透き通るほどの美しさ。
色とりどりの海と表情豊かな島々が迎えてくれる宮古諸島は、何度も足を運びたくなるような魅力が溢れています。
水上バイクをレンタルしてこの海を堪能してみたい! というひとは、こちらの記事(レンタル水上バイクで宮古ブルーを満喫する旅)を参考にしてみてください。
また陸上からも宮古ブルーを楽しみたいひとは、こちらの記事(レンタルスパイダーでアクティブに宮古観光)もどうぞ。
ただし忘れてはならないのが、宮古諸島にもローカルルールが存在するということ。
宮古島の海では、地元の人々もマリンスポーツを楽しんでいます。
リゾート気分で忘れがちですが、よそ者が好き勝手してはいけません。
地元に精通したガイドを頼り、水先案内人の指示をしっかり守ったうえで水上バイクを楽しんでください。
取材協力|BRPジャパン|ブルーライン宮古島|#1 POUND ONE