【効果検証】ウィンドシールドで風・波・雨をどれぐらい防げる?|BRP Sea-Doo EXPLORER PRO 170

風と波は気持ちよくもあり
時には不快でもある?

風を切り、波飛沫を浴びながら道なき道を走る爽快感は、水上バイクならではの魅力です。

風はトモダチ、波もトモダチ。

日常のストレスを発散してくれる最高の相棒といえますが、そんな親友たちでもベタベタとしつこくされては逆効果。風はそれほど気にならないかもしれませんが、実は疲労の原因になります。

飛沫も浴び続ければ、ストレスを発散するどころか溜めることに。特に顔をバシバシと容赦なく叩かれては、絶交待ったなしです。

とはいえ、水上バイクに乗るうえで風と波は切っても切れない腐れ縁。こちらの都合で距離感を調整できませんが、そんなときに仲を取り持ってくれるのがウィンドシールドです。

水上バイク史上初のウィンドシールド
その実力やいかに!?

二輪では当たり前の装備といえるウィンドシールドも、水上バイクではSea-Doo EXPLORER PRO 170が初採用。

大きめのシールドは見た目からインパクト絶大ですが、「水上バイクにシールドって、実際のところどうなの?」と思っていませんか? 

単刀直入に申し上げるなら、その効果は抜群だといえるでしょう。

直進時は普通に座った状態でも顔にかかる波飛沫や風を防いでくれますし、前屈みになればほぼすべてをシャットアウト。特に風に対しては高い効果を実感できました。

前屈みになると高い効果を実感できますが、前方の視界が水滴の付いたシールド越しになるためやや見づらくなります
エアフラップの開閉でライダーへの空気の流れを調整可能
直立で座っているとそこまで風を感じませんでしたが、前屈みになれば風が当たりそう

また今回は雨のなかでの試乗となりましたが、前方からの雨粒をほとんど感じないほど快適に走れました。

みなさんも突然の雨に振られ、雨粒に顔を強打された経験があるのでは? そんなストレスとはもうサヨナラです。

シールドへの衝撃を緩和するダンパーも内蔵。波などで大きな衝撃が加わった際の破損のリスクを低減しています

シールドの守備範囲はのみで横からの波や風は防げませんが、それはどの水上バイクでも同じこと。

正面からの攻撃を防いでくれるだけでも、特に長時間のツーリングでは疲労やストレスの軽減が実感できるはずです。

このシールドさえあれば、風や波飛沫とも良い関係を続けられそう!

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