相模湾で夢の大物狙い!
釣果は果たして?
「20kgクラスのキハダが狙えそうです」
FISH PROオーナーの長谷川 奨さんからSMSが届いたのは、夏が本格化する少し前のこと。
相模湾に青物やシイラ、カツオ、そしてキハダマグロが入ってきたといい、もしかしたら水上バイクでも狙える場所(2海里以内)にいるかも? という情報をキャッチした長谷川さんはすぐさまマグロ用の道具を揃え、我々にも連絡をくれたのでした。
いつか水上バイクで「マグロ」そして「ロウニンアジ(GT)」を釣り上げた写真が撮りたい、と夢見ていたので、これは吉報と長谷川さんに同行を依頼。
およそ1か月後に、まだ見ぬ大物に思いを馳せながら出航することとなりました。
マグロを求めて相模湾をひた走る!
止まると死んでしまう、という生態のとおり、広い海を回遊するマグロと出会えるかはまさにギャンブル。
水上バイクは2海里以内しか航行できませんから、その難易度はさらに跳ね上がります。
確率の低い勝負であることは間違いありませんが、実は長谷川さん、過去にマグロを目撃したことがあるとか。
そのときは父・敏男さんと一緒にまったく異なる魚種を狙っていたそうですが、数メートル先にマグロが跳ねたのを目撃した敏男さんが慌てて追いかけていき、たまたま持ち合わせていたルアーを投げたところヒット!
ところがマグロ用のタックルではなかったため、あえなくラインを切られてしまったそうです。
そんな経験もあり、「いつかはマグロを」とチャンスをうかがっていたといいます。
この日は奨さんと敏男さん、そして従兄弟の拓哉さんの3艇が集まり、まずはマグロの目印となるナブラ探しから。
空は快晴、海はべた凪で最高のコンディションのなか、3艇で併走して広範囲を探っていきます。
水上バイクの機動力を活かしてどんどん効率良く進んでいきますが、この日の海は驚くほど静か。
陸沿いに20キロ強と限界ギリギリの距離まで走り続けましたが、表層に魚の気配はいっさい感じられません。
戻りながら青物狙いも兼ねて岸寄りを探りましたが、こちらも不発で大物狙いは断念となりました。
マグロがダメならタイラバで
しかしこれで終わらないのがジェットフィッシングのいいところ。
実績のあるポイントに移動し、念のため準備してあったタイラバに切り替えると3人の竿に続々とアタリが。
本命がダメなら別のターゲットに切り替えられるジェットフィッシングの魅力を目の当たりにした釣行となりました。
残念ながら本命のマグロとは出会えませんでしたが、「今後も狙って行く」とのことなのでいつかその日が来ることを楽しみにしています!
BRPジャパン
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