K38 JAPAN
2008年4月に発足。米国に本部を置くK38の日本支部として、各地で水上バイクによる安全運航および救助・操船技術講習会や、マリンスポーツイベントにおける安全管理などを通じて、水上安全の普及・啓発活動を行っている。
8月から9月にかけて、関東を中心に豪雨災害が相次ぎました。
被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
冠水により立ち往生した車や、土砂崩れに巻き込まれた家屋など、連日ショッキングな映像がニュース番組で取り上げられました。
「どうしてこのようなことが起きるのか」と思わず言いたくなる状況ですが、自然が相手ではその言葉も届きません。
インフラの抜本的な見直しや、各自が自然災害を「発生するもの」と認識して備えるなど、人間が適応していくしかないのでしょう。
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そんな変わりゆく状況にも対応するべく、我々K38 JAPANや母体であるK38はアメリカをはじめとした世界各地で水上バイク・RWC(レスキュー・ウォーター・クラフト)のトレーニングをおこなってきました。
海、河川、湖、そして自然災害など、国や地域、状況によって活動する環境は大きく異なります。
当然、使用する水上バイクも、装備も、救助方法も変わります。
だからこそ、海外で学んだスキルやアイテムをそのまま日本へ持ち込めばよい、というものでもありません。
「何を使っているか」という表面的なことだけではなく、「なぜその方法なのか」「そこにどのようなリスクがあるか」といった一歩先の情報を読み解くことが重要です。
K38 JAPANが海外でのトレーニングや情報交換を積極的に続けている理由も、最新の情報を取り入れることだけが目的ではありません。
世界の現場で積み重ねられた経験や、そこから生まれた新たな技術やマインドを、日本の環境や運用方法に落とし込むことに意味があります。
そしてこれは水上バイクレスキューに限った話ではありません。
SNSの爆発的な普及により、誰でも“世界のイマ”に触れられるようになりました。
スポーツの分野においても、子どもたちが世界最高峰のプレーを目にする機会が増えたことで、飛躍的な発展を遂げているそうです。
しかしその情報も、うわべのカッコ良さだけを見ていては身にならないはず。
どのように処理して血肉にするかは、受け取る側次第。
水上バイクにおいても「海外で使われている技術やアイテムだから安全」と決めつけず、自分の水上バイクや活動する水域に適しているのかを考える視点が必要です。
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技術や装備がどれだけ進化しても、最後に安全を形作るのは人の判断です。
学ぶことは、真似ることではありません。
世界と繋がり常に最新の情報を収集しながら、日本の水辺にあった安全の形を考え続ける。
それがK38 JAPANの大切にしている姿勢です。
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