早くも2022モデルが発表!
まだまだ日本は夏真っ盛りといえる本日8月12日(木)、BRP Sea-Doo(シードゥ)の2022モデルが全世界同時にオンラインで発表されました。
FISH PROはボディや装備が異なるバリエーションが増えて3モデルに。
またGTX LIMITED 300のみに採用されていた7.8インチディスプレイが他モデルにも拡充し、RXT-X 300とRXP-X 300には新色のトリプルブラックが登場するようです。
今回はこれらのトピックスについて、現時点でわかっていることを紹介していきましょう。
ちなみに大きな話題となりそうなポンツーンボートの「Sea-Doo SWITCH」ですが、残念ながら北米限定での販売とのことなので今回は割愛させてもらいます。
ボディや装備が異なる3種類のFISH PRO
フィッシングに特化した水上バイクとして世界中で人気を博すFISH PROが、2022モデルでは3モデル展開に。
既存モデルがFISH PRO SPORT 170になり、新たに装備を充実させたFISH PRO TROPHY(トロフィ) 170と、GTIをベースとしたFISH PRO SCOUT(スカウト) 130が追加されました。
FISH PRO TROPHY 170
従来のFISH PRO 170をベースに、さらに装備を充実。
生き餌や釣った魚をクーラーボックス内で活かしておけるクイックコネクト・ライブウェルは、水上バイクフィッシングの幅をさらに広げてくれる画期的なアイテムといえるでしょう。
チャープソナーを採用した7インチのタッチスクリーン式魚群探知機をこのモデルのみ新たに採用し、バッテリーも2個搭載しています。
LinQ 51Lクーラーはフタを留める中央のラッチが廃止され、左右のゴムラッチに変更。天面の左右各2か所に溝が設けられ、排水も容易になりました(全モデル共通)。
本気で釣りをしたいアングラーの期待にも応えられるプレミアムモデルといえるでしょう。
FISH PRO TROPHY 170特徴
- ST3ハル(リアデッキ延長)
- ROTAX 1630 ACE(170馬力)
- Garmin 7インチタッチスクリーン式 魚群探知機(チャープソナー)
- モジュール・スイベルシート
- クイックコネクト・ライブウェル
- 7.8インチカラーディスプレイ(アプリ対応)
- アドバンスド・バッテリーシステム
- 専用船体カバー
- LinQ 51Lクーラー
- ロッドホルダー(5本)
- カップホルダー(1個)
- フロントサポート(2個)
- フィッシングベンチシート
- iDF
https://www.youtube.com/watch?v=J9iGDFpRxLM&t=1s
FISH PRO SPORT 170
従来のFISH PROがモデル展開の拡張にともない名称を変更。シリーズのなかではベーシックモデルの位置づけになります。
2022モデルではグローブボックスの防水スマホケース内にUSBポートが標準装備され、魚探もチャープソナー採用モデルにアップグレードされました。
FISH PRO SPORT 170特徴
- ST3ハル(リアデッキ延長)
- ROTAX 1630 ACE(170馬力)
- Garmin 6インチ魚群探知機(チャープソナー)
- LinQ 51Lクーラー
- ロッドホルダー(5本)
- カップホルダー(1個)
- フロントサポート(2個)
- フィッシングベンチシート
- iDF
FISH PRO SCOUT 130
GTI SE 130をベースとしたモデルで、超軽量ポリテックを採用したハルに130馬力のROTAX 1630 ACEエンジンを搭載。
そこに6インチ魚探、LinQ 51Lクーラー、ロッドホルダーやカップホルダーなどのアイテムが標準装備されます。
持ち運びにも便利な、脱着可能のフロントストレージ用オーガナイザー(防滴仕様)も付属。
他の2モデルより価格は抑えられることが予想されるため、水上バイクフィッシングのエントリーモデルとしても最適でしょう。
FISH PRO SCOUT 170特徴
- GTIハル
- ROTAX 1630 ACE(130馬力)
- Garmin 6インチ魚群探知機(チャープソナー)
- LinQ 51Lクーラー
- ロッドホルダー(3本)
- カップホルダー(1個)
- フロントサポート(2個)
- フィッシングベンチシート
- フロントストレージ・オーガナイザー
7.8インチディスプレイ採用モデルが拡充
2021モデルではGTX LIMITED 300のみ採用されていた7.8インチのワイドカラーディスプレイが、RXT-X 300、RXP-X 300、FISH PRO TROPHY 170、WAKE PRO 230にも採用されました。
また従来はBRP Connectという専用アプリと連携することで地図の表示などが可能でしたが、2022モデルからは「BRP GO !」アプリに変更。
海上ナビゲーションや同じアプリを使っている友人と位置情報の共有が可能で、海外版ではレストランやガソリンスタンド、マリーナなども地図上に表示可能。従来アプリから機能がアップデートされています。
地図や言語は日本対応予定とのことなので、このアプリを使ってどんなことができるのか楽しみですね。
プレミアムカラーの「トリプルブラック」は争奪戦必至
2022年のSea-Dooは多くのモデルにニューカラーがラインアップされていますが、なかでも人気を集めそうなのがRXT-X 300とRXP-X 300に採用される「トリプルブラック」。
ボディからシートまでオールブラックの配色となっていて、高級感と力強さを併せ持ったシックな印象に仕上がっています。
実物を見るのも楽しみなカラーリングですね。