2022シードゥ│FISH PROシリーズの3モデルを速報解説！2022 BRP Sea-Doo FISH PRO Series

エントリーからガチ勢まで
あらゆるアングラーの期待に応える

釣り機能を充実させた水上バイクとして、既存の水上バイクファンのみならず、これまで水上バイクと縁のなかった釣りファンからも注目を集めている、BRP Sea-Doo FISH PRO。

2022年は、船体形状と装備が異なる3モデルをラインアップ。

それぞれのモデルを、詳しく解説します！

なお、記事公開の2021年8月24日時点で、日本導入モデルと機能、価格は未定です。

FISH PROシリーズ比較

※TECH PACKAGE：BRPプレミアムオーディオと7.8インチワイドLCDフルカラーディスプレイがセットになったパッケージ

LinQフィッシングクーラーもバージョンアップ！

51リットルの大容量を誇るLinQフィッシングクーラーもバージョンアップしました。注目は赤丸部分。従来モデルではフタ中央部のラッチを握ってロックを解除していましたが、見た目でロックされているかわかりにくく、走行時にフタが開いて内容物がこぼれてしまうトラブルがあったようです。2022年モデルでは、フタの左右にラバーのラッチを装備。フタが確実に閉まっているかどうか、ひと目で判断できるようになりました。さらにフタの四隅に切り込みが入り、天板に溜まった水が排出されやすくなりました。※ライブウェル機能はFISH PRO Trophy 170のみ

Trophy 170は7インチ・タッチスクリーン
最新マップを無料ダウンロード可能

3モデルともガーミン製GPS魚群探知機を標準装備していますが、Scout 130とSport 170は6インチ、Trophy 170はタッチスクリーン式7インチとサイズや機能は異なります。従来同様、すべてのモデルに、広域の周波数を連続的に発信するCHIRP（チャープ）ソナーを採用しており、海底や魚群を鮮明に表示できます。また、最新のマップに無料で更新できるトークンも付属しています。

リアデッキの積載能力をさらに拡大
LinQマルチカーゴラック（オプション）

FISH PROシリーズだけでなく、LinQアタッチメント装備モデルに取りつけられる、LinQマルチカーゴラックは、ラック上に前後向き装着用（写真の向き）に3セット、横向き装着用に1セットのLinQアタッチメントを装備。新たに容量10リットルから30リットルまでのモジュラーボックスもラインアップされ、大量の荷物を安全に運搬できるようになりました。さらに、LinQアクセサリの盗難防止対策として、施錠できるLinQロックも発表されました。

FISH PRO Scout 130
フィッシュプロ・スカウト130

超軽量の第2世代ポリテック素材を採用したGTIハルに自然吸気130馬力エンジンを搭載した、FISH PROシリーズのエントリーモデル。

リアを延長する拡張プラットフォームがないので、GTIシリーズならではの機敏で軽快な走りの持ち味はそのままに、釣りをサポートする装備を追加。釣りもツーリングも、どちらも楽しみたいというユーザーに最適です。

ガーミン6インチGPS魚群探知機

ガーミン製の6インチGPS魚群探知機を標準装備。振動子に、広域の周波数を連続的に発信するCHIRP（チャープ）ソナーを使用することで、海底や魚群を鮮明に表示します。

フロントストレージ・オーガナイザー
LinQフロントサポート

タックルボックスや釣り道具を取り出しやすくしてくれる、フロントストレージ・オーガナイザーを標準装備。船体両側にLinQフロントサポートを装備しているので、手元にロッドホルダーやカップホルダーを装着できます。※ロッドホルダー3本、カップホルダー1個が標準装備

フィッシング・ベンチシート

GTIシリーズに採用されている2ピース・エルゴロックシートのランバーサポートを低くすることで、魚とのファイト時に、座ったままでシート前後方向に移動しやすくしたフィッシング・ベンチシートを採用しています。

KEY FEATURES

• エルゴロック・ツーピース・フィッシング・ベンチシート
• ロッドホルダー×3
• ガーミン6インチGPS魚群探知機（チャープソナー）
• LinQフィッシングクーラー
• トローリングモード
• フロントストレージ・オーガナイザー
• LinQフロントサポート×2
• カップホルダー×1
  
• 4.5インチ デジタルディスプレイ

FISH PRO Scout 130主要諸元

FISH PRO Sport 170
フィッシュプロ・スポーツ170

FISH PROが3モデル展開になったことで、FISH PRO 170のモデル名がFISH PRO Sport 170に変更となりました。基本的な機能や装備は2021年モデルから変更ありませんが、以下の点が新しくなっています。

• グローブボックスの防水スマホケース内にUSBポートを標準装備
• 2022モデルLinQフィッシングクーラー

KEY FEATURES

• iDF（異物除去ポンプシステム）
• リア拡張プラットフォーム
• 追加LinQアタッチメントシステム
• ロッドホルダー×5
• ガーミン6インチGPS魚群探知機（チャープソナー）
• LinQフィッシングクーラー
• トローリングモード（スローモード）
• フロントストレージリッドオーガナイザー
• LinQフロントサポート×2
• カップホルダー×1

FISH PRO Sport 170主要諸元

FISH PRO Trophy 170
フィッシュプロ・トロフィー170

FISH PROシリーズの最上位モデルとなるFISH PRO Trophy 170は、Sport 170をベースに、さらにフィッシング機能を充実させた特別仕様となっています。

ガーミン7インチ・タッチスクリーンGPS魚群探知機

画面が大きく、より直感的な操作ができるタッチスクリーン式のガーミンGPS魚群探知機を装備。振動子に、広域の周波数を連続的に発信するCHIRP（チャープ）ソナーを使用することで、海底や魚群を鮮明に表示します。

クイックコネクト・ライブウェル
アドバンスド・バッテリーシステム

釣った魚を生かしておきたいときや、生き餌を使用する際に活躍するライブウェル機能も標準装備。左舷デッキのコネクタに専用ホースをつなぎ、LinQフィッシングクーラーのアタッチメントに接続します。2～3分で51リットルのフィッシングクーラーが水で満たされ、オーバーフローした水はクーラー右側から排出されます。

常時水を循環させるだけでなく、バッテリーの消耗を防ぐための間欠モードも搭載。さらにクーラー側のアタッチメントを外せば、汚れを落とす水洗ホースとしても使用できます。ポンプのスイッチは、写真の赤丸部分、船体左側ハンドル下にあります。

ライブウェルや魚群探知機、フルカラーLCDディスプレイなど消費電力量の増加に対応するため、アドバンスド・バッテリーシステムを採用。バッテリーを2個搭載し、急速充電可能な650wのジェネレーターも装備。さらに、バッテリーの使用状況に関わらず、エンジン始動用の電力を確保する電圧管理システムも備えています。

KEY FEATURES

• iDF（異物除去ポンプシステム）
• リア拡張プラットフォーム
• 追加LinQアタッチメントシステム
• アドバンスド・バッテリーシステム
• ロッドホルダー×5
• ガーミン7インチ・タッチスクリーンGPS魚群探知機（チャープソナー）
• LinQフィッシングクーラー
  
• クイック・コネクト・ライブウェル
• トローリングモード（スローモード）
• フロントストレージリッドオーガナイザー
• LinQフロントサポート×2
• カップホルダー×1
  
• 7.8インチワイド フルカラーLCDディスプレイ（TECH PACKAGEモデル）

FISH PRO Trophy 170主要諸元