ハイエンドモデルと遜色ない充実の装備と機能
また「装備や機能が充実しているので遊びやすそう」というのは、砂盃と木村共通のコメント。さらに木村はこのように続ける。
「RXTとくらべても、装備とか機能は遜色ないんですよね。レースみたいなスポーツ走行をしないひととか、これからパフォーマンスモデルに乗り換えるひととか、ファミリーで楽しみたいひとにはGTRという選択肢もありなんじゃないかなって。船体がコンパクトだから、女性でも扱いやすいですしね。あと、水上のリビングルームですから(笑)。止まっているときも安定していますよ」
RXTとGTR、どっちにする?
木村が言うように、GTRの装備と機能は上位モデルのRXTと遜色ない。ウェイクスポーツ用のスキーパイロンも簡単に着脱できるし、さらにレギュラーガソリン仕様だからランニングコストも優秀。
また今回はRXT-X 300 RSとGTRの2艇で出航したが、砂盃は「軽快感はGTRの方が上だね」と高評価。平水面での走行性能は馬力で勝るRXTに軍配があがるが、海でのツーリングなら「乗り手の技量にもよるけど、GTRでは周りのみんなに付いていけない、なんてことにはならないと思う」という。
両者の価格差は50万円強。どちらを選ぶか、悩ましいところだ。