2022年8月8日(月)に、早くも2023年モデルのSea-Dooが発表されました。
「コロナ禍でも開発の手を緩めず、BRPは常に新しいものを提供します」という言葉どおり、まったく新しいコンセプトのモデルも登場。
ここでは注目のニューモデル情報を中心に速報をお届けします。
まずはメーカーの公式動画からどうぞ。
Sea-Doo EXPLORER PRO 170
今まで到達できなかった場所へーー
アウトドアブームにより水上バイクの需要も高まっているなか、釣りに特化した「FISH PROシリーズ」が世界的に大ヒットしましたが、BRPが次に目を付けたのは「アドベンチャー」。
水上バイクの購入理由に「冒険してみたい」というのが多いこともあり、他のモデルにはない絶対的な快適性や安心感、そしてすぐれた収納力を実現したアドベンチャーモデル「Sea-Doo EXPLORER PRO 170」が誕生しました。
ベースはGTX 170で、抜群の安定性を誇るST3ハルに低燃費で信頼性も高い170馬力の自然吸気エンジンを搭載。
そこに風や水しぶきを遮るウィンドシールドや、LinQアクセサリをより多く積載できる拡張性の高いリアデッキ、柔軟な着座位置を可能にするツーリングシート、100LのLinQ防水バッグなど、専用装備をふんだんに採用。
より遠くへ、より快適に走れるモデルとなっています。
Sea-Doo RXP-X “APEX” 300
類い希なる走行性能でSea-Doo最高のパフォーマンスモデルとして君臨するRXP-X 300に、特別仕様の限定モデルが登場。
頂点を意味する”APEX”の名を冠したこのモデルは、スポーティな「レーシンググリーン」のカラーが採用されています。
そしてエンジンやハルは従来のRXP-X 300と同一ですが、いくつかの「特別な」装備が採用されています。
もっとも注目なのは、油圧式のステアリングダンパーでしょう。
二輪の世界では一般的な、ハンドル操作を手助けするパーツですが、水上バイクでは初採用。
「波にハンドルをとられるような動きを抑制し、正確で確実なハンドリングを可能にする」とのことで、実際の操作感が気になるところ。
ちなみにこのモデル、2023年だけの限定生産で、世界でも限られた国にしかデリバリーされないようです(日本は販売予定)。
生産台数も限られたプレミアムモデルなので、今から争奪戦が予想されますね。
しれっと発表前の2022年5月に公開されていた動画はこちら。
LinQアクセサリの充実
2023年は様々なオプション装備を新たにラインアップ。
LinQアクセサリをたくさん付けたいひとは、EXPLORER PRO 170のようにリアデッキ・エクステンションとLinQマルチカーゴラックをセットで装着することも可能です。
ウィンドスクリーンもST3ハルモデルなら取り付け可能となっています。
また導入が見送られていたFISH PRO Trophy 170のスイベルシートとアンカーシステムが、2023年の国内モデルには採用される予定です。
詳細は続報をお待ちください!!