ヤマハのVXといえば、ひと昔前までは「エントリーモデル」というイメージでした。
シンプルな装備とビギナーでも扱いやすいモデルというのがその要因でしたが、もし今も変わらずその印象を抱いているひとがいたら、認識を改める必要がありそうです。
動画で詳細解説
魅力的な装備と機能
まず、装備や機能の充実ぶりに目を見張ります。
4.3インチのコネクスト・マルチファンクションディスプレイにはじまり、Bluetoothオーディオや12V電源、USBポートなども標準装備。
FX譲りの装備も続々採用
設定した速度と加速を維持するドライブコントロールやクルーズコントロール、ノーウェイクモードなどの機能も充実していますし、フラッグシップのFX専用とされていた装備も続々採用。
価格も相応に上がってはいるものの、デザインも洗練され所有感を満たすモデルに仕あがっています。
快適性も高く扱いやすいモデル
「ビギナーでも扱いやすいモデル」という点は、良い意味で変わり無いのもうれしいポイント。
1.8Lの大排気量エンジンが可能にする伸びやかな加速や無理のない旋回性、そしてライダーの意思を素直に反映するハンドリングは、ビギナーだけでなく誰もが満足できる快適なライディングを実現しています。
個人的にはフラッグシップにもひけを取らないモデルだと思っているので、今までは「初心者向きでしょ?」と候補に入れていなかったひとも一度実物を見てみてはいかが?
2022 YAMAHA WaveRunner
VX Cruiser HO
220万6050円(税込)
※定員分の法定安全備品類を含む
●全長×全幅×全高:3370×1240×1200mm ●乾燥質量:360kg ●燃料タンク容量:70L ●エンジン:水冷4ストローク4 気筒 ● 排気量:1812cc ●吸気方式:自然吸気 ●呼称最大馬力:125.0kW(170PS)/7600rpm ●燃料:無鉛レギュラーガソリン ●定員:3名
撮影協力
房総マリーナ
https://www.boso-marina.com/