ラグジュアリーなGTXと
スポーツのRXT
イメージの向こう側を探れ!!
個性豊かでキャラクターがしっかり立っている。
これ、ドラマやアニメの話しではありません。
シードゥのラインアップを眺めていたら、そんなことに気づきました。
レース、フィッシング、ウェイクスポーツ、エントリー、レクリエーションと、それぞれ特色の異なるモデルが揃っています。
実にわかりやすく選びやすいわけですが、そんななかでも唯一、ちょっと迷ってしまいそうなモデルがGTX Limited 325とRXT-X RS 325です。
ラグジュアリーとスポーツだから全然違う、という声が聞こえてきそうですが、本当にそれだけでしょうか?
実際に何がどれぐらい違うのか、意外と知らないひとも多いのでは。
多くのひとがなんとなく抱いているイメージの真相を、ここでは紐解いていきましょう。
スペックと価格を比較
GTX-LTDがお得?
まずはこの表を見てください。
スペック比較表
ご覧のとおり、スペックにそれほど大きな差はありません。
唯一異なるのはカラーと約16万円の価格差ですが、GTX-LTDは装備が充実しているためこの差が生まれているともいえます。
それらの装備をRXT-Xに後付けするなら、むしろGTX-LTDの方がお得だと感じるひともいるかもしれません(装備の詳細は次項にて)。
2026 BRP Sea-Doo
GTX Limited 325
装備と機能から見えた
方向性の違い
装備&機能 比較表
加速と旋回がまったくの別物
ライポジにも明確な差が
「GTX-LTDのグリップにはパームレストが付いていて、そこに手のひらを置けば自然と肘が下がるし背もたれもしっかりしてるから、シートに体を預けてゆったり乗ってください、というポジションの設定なのか
も。乗り込んだ時点でそういうメッセージみたいなものは感じました」
試乗ライダーを務めてくれたシードゥ販売店『55HEAVEN』の加藤 豪さんいわく、GTX Limited 325は「ラグジュアリーモデルである」というメーカーの意向をまたがってすぐに感じられたと言います。
RXT-X RS 325の方が「ポジションの自由度が高い」ことから、前後左右の体重移動や立ったり座ったりすることも想定されているのでしょう。
そしていざ走り出した瞬間、両モデル最大の違いを感じられました。
「加速もそうだし、全体的なレスポンスも圧倒的にRXT-Xの方が優秀。船体重量の差はほとんど無いに等しいレベルだけど(約3kg)、体感ではRXT-Xがかなり軽い印象です。コンピューターのセッティングで下の加速を強くしているのかと思うぐらいの違いでした」
GTX-LTDとRXT-X は325 馬力のエンジンもST3ハルも同じであり、最高速度も約120km/hと変わらず(条件により異なります)。
走行性能はイーブンかと思われましたが、加速に大きな差が設けられていました。
またスポンソンの違いから、RXT-Xはシャープで素早い旋回が可能なのに対し、GTX-LTDは少しルーズな印象。
これは「ガツンと曲がれば速いけどライダーに負担も掛かるし、GTX-LTDらしいラグジュアリーな味付けにしているのでは」と加藤さん。
走りからも明確にキャラクターの違いを感じられました。
ラグジュアリーとスポーツ、というイメージが覆ることはありませんでしたが、特徴をより深く理解したことで、両モデルの輪郭がさらにはっきりしたのではないでしょうか。