【イベントレポート】シーバードデイin EDOGAWA 2022│体験乗船&官民合同水上訓練

2022年9月25日(日)に、千葉県市川市のエムジーマリーン江戸川ゲレンデにて、シーバード江戸川が主催する『シーバードデイin EDOGAWA 2022』が開催されました。

水上バイクを用いて水辺の安全・安心の確保や社会貢献活動を目指す諸団体に水上バイクを提供・配備し、それらの広報活動を目的にスタートしたシーバードジャパンは、2021年時点で全国に54の拠点を整備しています。

その拠点のひとつであるシーバード江戸川はエムジーマリーンが母体になっており、水域のパトロールだけでなく、全国一斉に開催されるシーバードデイでは、さまざまな水辺のプログラムを用意して、地域の子どもたちを招待しています。

3年振りの開催となった、シーバード江戸川のシーバードデイ。水上バイクやスポーツボートの体験乗船に加え、市川市消防局の消防艇「ちどり」と千葉県警水上警察隊の警備艇「はつたか」の展示・公開。そして、体験乗船の終了後には官民合同の水上訓練が実施され、子どもたちはその模様を間近に見学しました。

シーバードデイin EDOGAWA 2022
体験乗船

官民合同水上訓練

千葉県警察本部水上警察隊/市川市消防局/小松川警察署/市川警察署/ウォーターリスクマネジメント協会/シーバード江戸川/日本大学水上スキー部/エムジーマリーン

官民合同水上訓練では、さまざまな場面を想定した訓練がおこなわれました。

第1訓練では、複数の溺者発生を想定。ウォーターリスクマネジメント協会とシーバード江戸川の隊員が操船する水上バイクに警察隊員や消防局水難救助員を乗せて溺者を捜索し、救助。意識のあるひとは警備艇「はつたか」に収容し、意識のないひとは桟橋へ搬送。陸上での救命措置を施すまでの動きと連携が確認されました。その後も、要救助者が残されていないか「はつたか」と水上バイクが横一列となって水面を検索し、第1訓練が終了しました。

第2訓練では、火災が発生した漂流船舶の消火訓練を実施。消防艇「ちどり」による放水がおこなわれました。
続く第3訓練では、鎮火後の漂流船舶に取り残されているひとがいないか船内の捜索および、漂流船舶の曳航訓練がおこなわれました。


シーバード江戸川(MG MARINE内)
https://www.mgmarine.co.jp/

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