ベテランから若手にバトンタッチ
全国でも希有なヴィンテージマシン限定のタイムアタックレース『OUT A TIME SPORTS #8』が神奈川県平塚市のジェットフィールド湘南を舞台に開催されました。
550や650 X-2、TZといった往年の名艇を長年愛するオールドファンはもちろん、ヴィンテージを「新たなカルチャー」として楽しむ若者が数多く参加しているのも特徴ですが、今回からは大会運営も発起人のベテランから6名の若手にバトンタッチ。
SNSをフル活用した告知やクラス編成、イベントレースなど、ベテランに助けられながらも随所にヤングライダーのエッセンスが取り入れられ、新たな一歩を踏み出した印象でした。
いつも日没ギリギリまで走っていたのが日の高い時間に閉幕できたのも、若者たちのスムーズな運営の成果?
今後は内容もさらに充実したものになるでしょうし、ますますヴィンテージファンが楽しめるイベントになっていきそうです。






原点回帰のヴィンテージショー
日本でのヴィンテージカルチャーの火付け役である村尾高明さんは、会場内で自身が手がけたヴィンテージマシンやウェアを展示。
OUT A TIME SPORTSを開催する前まではこうしたショーでヴィンテージ文化の礎を築いてきたこともあり、レースイベントが成熟し手離れしたことを受けて原点回帰となりました。
恒例のイベントレースはリレーバトル
OUT A TIME SPORTSではメインクラスの他にイベントレースが毎回おこなわれており、今回は選抜メンバーによるリレーバトルが開催。
赤組と青組にわかれて各7名の合計タイムで勝敗を決します。




大盛り上がりのレンタルクラス

今大会でもっとも盛り上がったといっても過言ではないのが、新設されたレンタルクラス。
当初は9名がエントリーしていましたが、村尾さんの大号令で参加者が20名に倍増。
大会最高額の賞金も1位総取りに変更され、白熱したバトルが繰り広げられました。





OUT A TIME SPORTS #8
全選手のリザルトと写真
参加全選手の写真とリザルトをクラス別ページにて掲載しています。
※画像をクリックすると各クラスのページが開きます。