水上バイクフィッシング│夢中になりすぎるのは禁物。見張り、気配りを忘れずに

水上バイク・フィッシング
近年では、水上バイクフィッシング人口が増えている。そうすると気になるのが、周囲とのトラブル。海は広くても、魚がよく釣れるポイントは限られているので、狭い場所に多くの船が集まるのは避けられない。

のなかでも安全に楽しめるように、釣りコミュニティでは長い時間をかけ、ルールやマナーを確立してきた。

水上バイクフィッシングという新しい釣り方が広く認知され、釣りコミュニティに仲間として迎え入れてもらうためには、このルールとマナーを守る必要があるし、他者を尊重し、自分に権利があったとしても、譲るという気持ちが必要だろう。なにしろ我々は、新参者なのだから。

では、釣りのルールやマナーとは、どんなものか。その一例を挙げれば、まず、網や漁具などの近くでは釣りをしないこと。さらに釣りの世界では、先行者が優先。ポイントに陸っぱりや他船が先に入っていれば当然、遠慮しなければならない。

ただし、この先行者優先も、漁船や遊漁船に対しては別。自分が先にポイントへ入っていても、漁船や遊漁船がきたら、速やかにその場を離れよう。

ちなみに他船との関係は、単に離れれば良いわけではない。先行する船が風や潮に流されたり自分で動きながら釣りをしているなら、そのラインに入るのはマナー違反(ある程度流されたら元の位置に戻ることもあるので、上流側も含め)。コマセを撒いている船の潮下に入っておこぼれを狙うのも、決して褒められた行為ではないだろう。

必要なのは相手の立場になり、されたらイヤなこと、迷惑を考えること。他者を尊重すること。そうすれば、多くのトラブルは避けられるはずだ。
水上バイクフィッシングFISH PRO
最後に、見張りについて。釣りに夢中になりすぎると視野が狭くなり、固定されがち。特に流されながら釣りをするときは、進行方向に背を向けることも多いので、注意が必要だ。釣りをしている間は、全方位への見張りを、決して忘れないでほしい。

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