【平成元年~平成5年】水上バイクの平成史①

水上バイク・コレクション

カワサキジェットスキーTSKAWASAKI JS TS(平成元年)
「スポーツ走行を2人で楽しむ」をコンセプトに開発されたTS(タンデム・スポーツの頭文字)。現代の水上バイクには見られない、ステップスルーシートを採用。
●全長2780mm│全幅1070mm│全高970mm│乾燥重量188kg│水冷2ストローク2気筒│排気量635cc│最大出力52ps│定員2名

カワサキジェットスキーSCKAWASAKI JS SC(平成3年)
前後ではなく横並びに座ることで、同じ景色を同じ視線で楽しめる、タンデムモデル。ハンドルは左右にスライドし、座る位置を変えずに操縦を交代できた。
●全長2780mm│全幅1230mm│全高1070mm│乾燥重量200kg│水冷2ストローク2気筒│排気量635cc│最大出力49ps│定員2名

ヤマハマリンジェット650SYAMAHA MJ-650S(平成元年)
1人乗りランナバウト。同年には、運転席の前にベンチシートを配置したタンデムモデル650Mも発表。翌年にはスタンドアップモデル650SJが誕生している。
●全長2240mm│全幅860mm│全高890mm│乾燥重量135kg│水冷2ストローク2気筒│排気量633cc│最大出力42ps│定員1名

ヤマハマリンジェット700TZYAMAHA MJ-700TZ(平成5年)
今なお愛される、ヤマハマリンジェットのスポーツモデルを代表するTZシリーズの初代。着座位置を高くすることで、よりタイトなコーナリングを可能にしている。
●全長2430mm│全幅880mm│全高910mm│乾燥重量149kg│水冷2ストローク2気筒│排気量701cc│最大出力63ps│定員2名

BRPシードゥSPiBOMBARDIER SEA-DOO SPi(平成5年)
当時、ライトウェイトスポーツモデルを多数ラインナップしていた、シードゥのベーシックモデル。日本国内は、伊藤忠商事の取り扱いだった。
●全長2560mm│全幅1050mm│全高920mm│乾燥重量167kg│水冷2ストローク2気筒│排気量580cc│最大出力55ps│定員2名

BRPシードゥXP650BOMBARDIER SEA-DOO XP650(平成5年)
メーカー発表によると、1人乗り時の最高速度は84km/hで、当時の世界最速を記録。ちなみに価格は126万8000円という高級モデル。
●全長2560mm│全幅1050mm│全高920mm│乾燥重量169kg│水冷2ストローク2気筒│排気量650cc│最大出力70ps│定員2名

ミズノ・サンダージェットMIZUNO THUNDER JET F14(平成5年)
総合スポーツメーカー、ミズノが販売していたスタンドアップモデル。PJSのコンプリートエンジンを搭載し、ハンドルポールには、バッテリー充電用のソーラーパネルも装備。
●全長2210mm│全幅680mm│全高680mm│乾燥重量107kg│水冷2ストローク2気筒│排気量532cc│最大出力50ps│定員1名

ヤンマー・ウェットジェットYANMAR WETJET 432/H.O(平成4年)
トリマランハルと、123kgという当時のタンデムモデル最軽量の船体により、すぐれた加速性能と高速走行性能を発揮。価格も76万円とリーズナブルだった。
●全長2430mm│全幅750mm│全高810mm│乾燥重量123kg│水冷2ストローク2気筒│排気量432cc│最大出力45ps│定員2名

ウェットバイクWET BIKE(平成4年)
スズキ製60馬力エンジンを搭載。ジェットポンプは固定で、ハンドルと連動するフロントスキーの操作と体重移動で旋回する。タンデムも可能。
●全長2430mm│全幅660mm│全高1060mm│乾燥重量155kg│水冷2ストローク3気筒│排気量1240cc│最大出力70ps│定員2名

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