生駒 淳の海外レース参戦記#05│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 4

生駒 淳の海外レース参戦記#01│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 1
生駒 淳の海外レース参戦記#02│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 2
生駒 淳の海外レース参戦記#03│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 3
生駒 淳の海外レース参戦記#04│TACLOBAN INTERNATIONAL JET SKI RACE 2019

海外2連戦の初戦は、タイツアー最終戦

JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 4
THAILAND NAKHON RATCHASIMA
タイ王国ナコーンラーチャシーマー
2019年6月29日~30日
  • TEXT:Jun Ikoma 生駒 淳
  • PHOTO:Akemi Ikoma 生駒明美

2019年6月27日(木)【出国】
高額チケットを握りしめ、海外レース2連戦へ出発

タイでおこなわれた、水上バイクレースのスタンド

2019年から、ジェットスポーツの真の世界一を決める『JET SKI WORLD SERIES 2019』が実施されています。SNSでも話題になっていたので、少しでもレース興味のあるひとなら、ご存じでしょう。

このジェットスキー・ワールドシリーズは、ベルギーの〈ユーロ・ジェットスキー・チャンピオンシップ〉、アメリカの〈ワールドファイナル〉、そしてタイの〈ジェットスキー・ワールドカップ〉の3大会をシリーズ戦として、その総合成績でチャンピオンのなかのチャンピオンを決めようというもの。〝トリプルクラウン〟とも呼ばれていますが、その初戦となるベルギー戦は、今回のタイツアー最終戦の翌週に開催されます。タイから直接ベルギーに飛ばないと、間に合いません。

ということで日本→タイ→ベルギー→タイ→日本の航空券を購入。しかも荷物はタイとベルギーの分を持って行くので、いつもの倍!! 移動時間が長いので今回もビジネスクラスなのですが、飛行機代はおひとり様35万円!! 自分と愛妻アケ、マネージャーの秋本さんの3人で、軽く100万円オーバー……(汗)。スポンサー様がいなければ、とても実現できません。

ひさしぶりとなるタイ航空のビジネスクラスで、27日の12時に成田空港を出発。今回は昼の出発だったので眠気もなく、きっちり食事をいただきました。ウェルカムシャンパンからはじまり前菜、ステーキ、フルーツのデザート、コーヒー、和菓子、そしてアサヒビール2本を堪能して、夕方5時にバンコクへと到着。飛行機を降りて入国審査を受け、預けていた荷物を引き取り、外に出ようとしたら、アケが「スマホを機内に忘れてきた」と言いだしました。

近くのカウンターでその旨を伝えると、あっちに受付があるからと言われ、そちらに移動してまた事情を話すと、調べるから少し待ってと。それからアケの携帯が戻ってくるまでに、1時間以上かかりました……。ようやく空港を出てレンタカー屋さんで手続きをしていると、またまたアケが「預けたカメラバッグがない」と言いだしました。アケはもう一度、空港にバッグを取りに行く羽目に。何やってるんだか……。

結局、2時間以上もムダな時間を過ごしてから、やっとレンタカーでバンコク市内のホテルにチェックイン。その後はマッサージを受け、お馴染みの居酒屋KIZAHASHIに行って、この日は終了です。

2019年6月28日(金)【レース前日】
レース会場は、小さな湖。

タイの水上バイクレース会場

朝9時に、バンコク市内のホテルを出発。今回のレース会場は、バンコクから約200km北に位置する、ナコーンラーチャシーマーという町です。レンタカーに乗り込み、自分のスマホのナビに、手配してもらったレース会場近くのホテルをセット。秋本さんはレース会場をセットしたのですが、途中でそれぞれの到着時間が1時間ぐらい違うことに気づきました。会場とホテルは近いはずなのに、なんでだろう? と思いながらもまずはレース会場へと向かい、出発から3時間ぐらいで到着しました。

レース会場は、池と言うには少し大きいから、たぶん湖? という場所で、湖畔の周りにはロッジのような建物がたくさんあり、週末は賑わっていそうな感じです。

まずはウェットスーツに着替え、セッティングやテスト開始です。ブーストを下げてインコース、アウトコースを5周ずつ回ったので、コースは完璧に頭に入った!! と安心して、夕方には終了。ところが後で確認してみると、自分だけ違うコースを走っていたみたい……。逆に、明日の本番が心配な状況になってしまいました。コースを間違えたら最悪です。今からコースは走れないので、イメージトレーニングで脳内のコースを必死に修正するしかありません。

片付けも終わり、とりあえずホテルにチェックインしようと、タイヤマハのスタッフに場所を聞くと、やはりレース会場から1時間ぐらいかかると言われました。自分がスマホのナビにセットしていたホテルの場所は、やっぱり間違っていなかったようです。なんでそんなに遠くなのか不思議でしたが、ひとまずホテルへ向かうことに。距離にして約40kmと、毎日通うのはなかなか大変です。しかも渋滞したら時間が読めないので、かなり余裕を持って出発することになりそう。

ホテルに到着すると、そこは階段しかないわりと小さな宿。ますますなんでここを予約してくれたのかナゾですが、部屋代はめっちゃ安くて1泊1,500円だそう。そういうことかな(笑)。

3階の部屋まで階段で重い荷物を運び、シャワーを浴びてからようやく晩ご飯です。この日はメカニックの山口さんチョイスで、街中の日本食レストランにしました。こんなタイの田舎でも日本食のお店があるのはオドロキです。しかも店構えはけっこう立派で、繁盛している感じでした。日本人のお客さんが多かったので、近くに日本の企業があるのかもしれませんね。

次ページ:【レース1日目】タイのレースもレベルアップ。Tシャツ配布に、オッサンたちが襲来

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