ニール小林 Neil Kobayashi
ヤマハ発動機に在籍中はウェーブランナーやボートのデザインを担当し、現在も日本および海外で活躍するボートデザイナー。携わったノリモノは世界145か国以上の水上で使用され、取得した特許は約170件にのぼる。1947年7月生まれ。東京都出身。
「ウェーブランナー(マリンジェット)の父」と呼ばれるニール小林氏がアメリカ在住時からコレクションしてきた、アメリカならではの「水上バイクのおもちゃ」の数々を紹介してもらいます!
実物そっくりなポラリスのミニチュア
水上バイクが世界の水辺で使われるようになると、スノーモービルやATVの世界的企業であるアメリカのポラリス社(Polaris inc)も水上バイクに参入。
1992年に発売された「SL650」を皮切りに、人気モデルとなった「GENESIS」や「VIRAGE」など、2004年まで多くのモデルを世にだしてきました。日本製の水冷3気筒エンジンが搭載されていたこともあり、日本でもポラリスファンの方々は多くいたようです。
今回、紹介するミニュチアは、全長3.3mの実物に対して1/18の大きさで、極めて忠実で精巧に作られています。
実際のGENESISは船体が流れるような優雅なフォルムで、それを生かしたシートは子供を含めた4人家族(重量制限のある4人乗り)が一緒に乗れる魅力ある水上バイクで、その特徴がミニチュアにも良く表れています。
GENESIS FFIは完成品で濃いグリーン系のカラーでまとめられており、ブルー系でまとめられたGENESISは組み立て式という特徴があります。2モデルともにダイキャストでできており、外観塗装は大変美しく、繊細な魅力を感じます。
また、各パッケージにはPOLARISのロゴ入り船台も備えられ、本物さながらの展示が可能です。
Ertl Company
POLARIS GENESIS FFI
両手で持ち、ホンモノと見間違えるほど精巧なミニュチアモデルをのぞき込むと、その場
から乗り出したくなるようなイメージが湧くものです。
Ertl Company
POLARIS GENESIS
Genesisは両サイドにオフロードバイクとATVが描かれた、スポーツ性を強くイメージさせるパッケージに収められています。組み立て式とわかるようにキットパーツが配列されており、POLARISのロゴ入り展示船台は裏側に入っています。
※購入時期、購入場所、購入価格は筆者の記憶を元に記載しています