アレもコレもラクになる新機能【ヤマハ新型FXシリーズ徹底解剖:テクノロジー編】

 

快適機能を新開発&アップデート

タッチパネル式のコネクスト・マルチファンクションディスプレイと併せて、操船時に役立つ4つの機能も新たに採用された新型MJ-FXシリーズ。今回は各機能について、詳しく解説していこう。なおここで紹介する各機能は、FX Cruiser SVHO、FX SVHO、FX Cruiser HO、FX HOの4モデル共通となる。

ドライブ・コントロール

ヤマハMJ-FX Cruiser SVHOタンデム走行

従来のLモードをアップデートして拡張した機能。速度3段階、加速2段階の計6パターンから走行モードを設定可能で、機能のオン・オフや速度と加速の設定はディスプレイでおこなう。一定速度を維持したいチューブやウェイクなどのトーイングでも便利。

ヤマハMJ-FXシリーズのドライブコントロール設定画面

ヤマハMJ-FXシリーズのドライブコントロール設定画面

ヤマハMJ-FXシリーズのドライブコントロール設定画面
速度は55km/h、70km/h、90km/hの3段階で、加速はNormalとSlowの2段階から設定可能。Slowは体感でわかるほどマイルドな設定になっていて、タンデムの加速時に乗員同士がぶつかったりするのも防げそう。

アジャスタブル・リバース・アシスト

ヤマハMJ-FXシリーズに採用されるアジャスタブルリバースアシストの使用例

従来のRiDEを搭載したFXシリーズはリバース時のエンジン回転数が3500回転に制御されていたが、RiDEレバー全開の状態でハンドル右の△▽ボタンを操作すると約4300回転(2段階)まで回転数を上げられる新機能を採用。RiDEレバーを離すかスロットルレバーを操作すると解除される。トレーラーからの離脱時などに役に立ちそうだ。

ヤマハMJ-FXシリーズに採用されるアジャスタブルリバースアシスト使用時の液晶表示

ヤマハMJ-FXシリーズに採用されるアジャスタブルリバースアシスト使用時のRiDEレバー操作イメージ

次ページ:かゆいところに手が届く新機能

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ヤマハMJ-FX Cruiser SVHOドライブコントロールの使用イメージ
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