GTXシリーズは過給器モデルのGTX LIMITED 300とGTX 230、そして自然吸気モデルのGTX170の3モデルが国内ではラインアップされています。
ガソリン価格の高騰で自然吸気モデルへの注目も高まりつつありますが、依然として高出力の過給器モデルが人気なのは、GTXに限らず水上バイク全般にいえることでしょう。
とはいえ、これだけガソリンの価格が上がりっぱなしだと、ランニングコストも気になりますよね?
GTX 230はそんな現状にうってつけのモデルといえるかもしれません。
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走行性能とランニングコストを
ハイレベルでバランス
最大出力230馬力の過給器付きエンジンを搭載したGTX 230は、過給器モデルらしい加速感と切れ味鋭い走行性能を実現。
クルージングでもスポーツ走行でも満足いくライディングが可能となっていますが、そのうえで「レギュラーガソリン仕様」というのが最大の特徴です。
日々の燃料代を抑えられて、そのうえで爽快な走りが楽しめるのは大きなメリットといえるでしょう。
ちなみにレギュラーガソリン仕様の過給器モデルは、現行ではこのモデルとWAKE PRO 230のみとなっています。
GTXシリーズらしい
ラグジュアリーな仕上がり
船体は他のGTXシリーズと同じ安定性にすぐれたST3ハルを採用。
エクリプスブラックのカラーは光りの加減でガンメタのようにも見えるグレーがかった黒で、高級感のあるカラーリングです。
シートはGTX LIMITED 300と同一形状の、ステップデザインの2ピースシートを採用。高級感のあるゴールドのカラーとオレンジのステッチが特徴です。
iDFやBluetoothオーディオも標準装備され、広々としたデッキにはもちろんLinQアタッチメントを採用。様々なアクセサリを取り付けられます。
マットはシンプルなブラックで、リボーディングステップも装備。
エンジン(レギュラーガソリン仕様)の他にGTX LIMITED 300との違いは、ディスプレイが視認性にすぐれる7.6インチのワイドディスプレイを採用していること(アプリとの連携は不可)。
ダイレクトアクセス・フロントストレージ(内部のオーガナイザーはオプション)や防水スマホケース(USBポートはオプション)も仕様が若干異なります。
ちなみに自然吸気モデルのGTX 170はGTX 230と外観ではほとんど見分けが付かないですが(どこが違うかわかりますか?)、走行性能や装備、機能、メンテナンス性などのトータルバランスにすぐれたモデルでこちらも個人的にはイチオシです。
2023 BRP Sea-Doo
GTX 230
264万6600円(税込)~
撮影協力
スズキマリン