開催中の第2回PWC FISHINGフォトコンテストですが、いつも写真を投稿してくださる『SAITAMA PWC FISHING CLUB SHO』さんから、PWCフィッシング中に遭遇したレスキュー事案を綴ったメッセージが届きましたので、ご本人の許可を得て公開します。
釣果は無しですが……。
昨日、強風ウネリありの茅ヶ崎沖1kmほどの場所でPWC 2艇で釣りをしていると、沖からカヤックがこちらへ向かってきました。
陸から海への北風で、戻れなくなったとのこと。
カヤックに乗っていた方はかなり体力を消耗している様子だったので、釣りを中止して1艇で曳航、もう1艇でタンデムし、茅ヶ崎港へ緊急入港。港に消防隊がいたので、引き継ぎました。
釣り船に助けを求めたものの、相手にしてもらえなかったようです。
PWCフィッシングをしていたから助けられた命だと思います。
TPSP安全講習会でも講師の方が仰っていましたが、シーマンシップをもったPWC乗りが増えると良いですね。
この夏は、水上バイクの悪いニュースが目立ちました。そのことで、肩身の狭い思いをしている水上バイクユーザーの方もいると思います。
一部の悪質なユーザーが水上バイクで傍若無人にふるまう姿が目立つ一方で、それよりも圧倒的多数のユーザーがマナーを守って楽しみ、ときには目立たないところで静かに、社会や誰かに貢献しているのです。
そのことを忘れず、少し胸を張りましょう。
多くの水上バイクユーザーに勇気を与えてくれたSAITAMA PWC FISHING CLUB SHOさんと仲間の判断と行動に、最大限の敬意を表したいと思います。