狭い範囲で豊富な魚種が狙える相模湾
相模川から河口を出ると、そこは相模湾のほぼど真ん中。西に向かえば大磯方面、東に向かえば江ノ島方面と、様々なポイントを探ることが可能です。
わずか10km程度の範囲で豊富な魚種が狙えるため、準備さえしておけば手軽に様々な釣りが楽しめるのも、この海の魅力といえるでしょう。
自分の好きなタイミングで移動でき、なおかつ機動力も高い水上バイクにもうってつけの海域ともいえます。
そのため水上バイクフィッシングの人気も高く、多くのひとが季節を問わず、四季折々の魚を狙って海へと出向いています。
撮影時もカツオやアオリイカ、イナダ、マハタ、ホウボウなどなど、多種多様な釣果があがっていました。
魚を美味しく食べるなら、かならず締めるべし
せっかく釣り上げた魚は、どうせなら美味しく食べたいですよね。そのためには、素早く魚を締めることが重要です。
アングラーのみなさんにとっては常識かもしれませんが、釣り上げたあとになるべく魚体にストレスを与えず、すぐに血抜きするのが美味しさを保つコツ。身に血が回ってしまうと、生臭さの原因となってしまいます。
また魚を締めた際の血やイカの墨が船体に付いてしまった場合は、その場ですぐに拭き取りましょう。乾いてしまうと取れなくなる可能性も。
釣りたての魚を、捌いていくっ!!
帰港直後に鮮度抜群の魚を捌いて食べられるのは、アングラーだけの特権。刺身、煮付け、塩焼きのフルコースで、最高のブランチになるでしょう。
ちなみに魚のうろこはペットボトルのキャップを使うと、取りやすいのでオススメです。
ただしマリーナなどの施設で魚を捌く場合は、かならず許可を取ってからおこないましょう。
施設や周りの利用者の迷惑になる可能性もあります。そして捌いたときにでる廃棄物は、かならず持ち帰って処分しましょう。
というわけで、釣って楽しい、食べて美味しいと良いことずくめな水上バイクフィッシング。
釣った魚を家に持ち帰れば立派な晩ご飯のおかずにもなるので、帰りを待つ家族もきっと喜んでくれるはずです。
奥様が水上バイク遊びを理解してくれなくて悩んでいるそこのあなたも、水上バイクフィッシング、はじめてみませんか?
撮影協力|ジェットフィールド湘南