ツーリングの道中にちょっと足を止めてロッドを振ってみたり、少し時間が空いたから海に出てみたり、自分のタイミングで楽しめる気軽さも、水上バイクフィッシングの醍醐味。
ロッド1 本と小さなソフトクーラーだけ持って、ビニール袋に少しのエサと仕掛けを入れて海に出たこともあったけど、それでも十分楽しかった。
そのうえで、もっと釣りを便利で快適に楽しむために「大きなクーラーが積みたい」「魚探がほしい」という欲がでてきたら、水上バイクをフィッシング仕様にカスタムしてみよう。
モバイルバッテリーから魚探に給電
魚探の電源をUSBで接続できるように改造し、モバイルバッテリーから給電するナイスアイデア。
2万mAhの容量で23時間稼働するということなので、1日の釣行ではまったく問題ない。
アクセサリー用のサブバッテリーを搭載する必要も無く、充電も自宅で気軽にできるのでかなり便利。
モバイルバッテリーは防水ケースに入れてフロントストレージに積んでいる。
魚探のモニターはミラー部分を取り外し、ミラーカバー内に自作のステーを設置して取り付け。
振動子は船内に設置しているが、受信状態が悪いときのためにラックにもステーを用意。
今のところ船内の振動子でも問題がないため、出番は無いとか。
魚探の取り付け位置はミラー部分がトレンド!?
魚探をリアデッキのフィッシングラックに取り付けたり、グローブボックス内に設置しているひとも過去には見かけたが、最近はミラー部分に取り付けるひとが多い様子。
FISH PROの魚探もミラー部分に取り付けられているが、操作性や視認性を考えると理にかなっているのだろう。
なかにはハンドルバーに大型のモニターを取り付けるツワモノも!!
写真提供|ジェットファクトリーニイヤマ
クランプ式で着脱もラクラク
シート下のグラブハンドルに挟み込むだけで設置できるため、着脱が容易なクランプロッドホルダー(1万2300円+税)。
カメラマウントやアンカーアイを同時に取り付けられる3連マウント(1万6700円)もラインアップ。
問い合わせ|ファクトリーゼロ
耐久性も抜群のステンレス製フィッシングラック
フィッシングラックを自作するひとも多いが、まずはベースとなるラックを購入して、それを自分仕様にカスタムするのもオススメ。
ファクトリーゼロのラックはステンレス製で耐久性が高く、20Lのソフトクーラーとロッドホルダーも付属。5万2500円+税。
問い合わせ|ファクトリーゼロ
シートバンドにロッドを挟むお手軽な艤装
もっともお手軽な艤装(?)といえるのがコレ。ルアーフィッシングなら、ロッド1本とルアーケースだけ持っていけば十分楽しめる。
走行時にロッドが落下しないように、ランヤードをつけておくと安心だ。