K38 JAPANコラム「HOT WATER SAFETY」vol.109|K38 JAPANの新たな挑戦

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K38 JAPAN
2008年4月に発足。米国に本部を置くK38の日本支部として、各地で水上バイクによる安全運航および救助・操船技術講習会や、マリンスポーツイベントにおける安全管理などを通じて、水上安全の普及・啓発活動を行っている。


水上バイクを利用した水難救助の教育機関は、世界的に見ても数多く存在します。

K38も本部のアメリカ以外にチリ、ブラジル、スペイン、イタリア、イギリス、台湾、ポーランド、ポルトガル、オーストラリアといった世界中に支部があるのですが、意外と知らないひとも多いかもしれませんね。

そして日本を中心に活動する我々K38 JAPANは、2021年4月より新体制に移行。これまで以上に活動の幅を広げることになりました。

◇ ◇ ◇

2008年から活動をスタートしたK38 JAPANは、これまで米軍基地内や消防、警察、海上保安庁などで、小型船舶を公的利用する際の安全運航についてレクチャー。水上バイクレスキューの講習会などを通じた知識や技術の教育にも携わってきました。

その根幹については今後も変わりませんが、これまで以上に国際的な活動にも目を向け、そこで得た知識や経験を国内にフィードバック。

日本でもより安全に、より効果的に水上バイクが公的利用できるように尽力し、結果として水難や海難事故の防止につながる活動ができればと考えています。

そして新体制の移行にともない北海道の札幌市に拠点を移し、K38 ASIAの傘下に入ることに。また世界中の水難救助に携わる団体とも連携を強化。

北米を中心に活動している救助協会のリーダー的存在「RESCUE CANADA」や、水上安全インストラクターの国際的な認証機関である「IRIA(国際レスキューインストラクター協会)」とも新たに協力関係を築きました。これにより世界のスタンダードをいち早く察知し、最新の情報や救助技術を日本に導入することが可能に。

また今シーズンはこれまでK38 JAPANの講習を受講していただいた方々に向けたアップデート講習や、世界の「イマ」をご案内できるような講習を準備しています。

そして今後、K38 JAPANのトレーニングでは国際的な水上バイクの実情や法律に基づく安全運航教育、装備品の重要性とリスクなどを理解しつつ、短所を徹底的に補う操船方法が習得できるK38 JAPAN/RWC(レスキューウォータークラフト)コースを実施していきます。

プロフェッショナル・オペレーターを目指して学んでみたい方は、是非一度K38 JAPANまでお問い合わせください。

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