生駒 淳の海外レース参戦記#07│JSAP NATIONAL TOURS 2019

2019年8月10日(土)【レース初日】
MOTO 1のスラロームで、新型FXのポテンシャルを発揮

朝8時にホテルを出発し、30分ほどでレース会場に到着。ホテルにも会場付近にも食事ができる場所はありませんが、会場内でご飯を注文して食べられるようです。ただし、注文してから出てくるまで、1時間近くかかるとか(笑)。そのため、会場入りしたらまずは朝ご飯を注文しに行き、それからレースの準備に入ります。

この日、走るのはアマチュア・ランナバウト・リミテッドのMOTO 1(スラローム)だけですが、他のクラスも出場するので、そのエントリーを済ませておきます。マスター・ランナバウト・オープンと耐久レースにも出場するつもりでしたが、オフィシャルから参加人数と時間の問題で、自分が走れるのはアマチュア・ランナバウト・リミテッドだけになるかもしれないと言われました。それでも念のため、3クラスにエントリーしておくことに。

そうこうしているうちに朝ご飯ができたので、食堂へ。フィリピンの一般的な朝食ですが、どこかのホテルで作って持ってくるらしく、味はまぁまぁでした。

そして朝食を食べ終わると、午後のスラロームまで、ずーーっとヒマ。日本ではなかなか飛ばせないドローンを持ってきていたので、会場の湖がどんな感じか、上空から見るぐらいしかやることがありませんでした(笑)。

午後になり、やっとスラロームのMOTO 1がスタート。どうやら2回だけ練習走行ができるらしく、まずは練習走行から。

練習走行の1回目と2回目でノズル位置を変更して走ってみたところ、タイムは計っていませんでしたが、2回目の方が好感触。その位置のまま、本番へと臨むことにしました。

そして全員の練習走行が終わり、いよいよ本番。他のライダーは、だいたい30~32秒ぐらいのタイムです。かなり大きめなコースだったので、スラロームには有利だと思っていたRXP-Xでも30秒を切る選手はいませんでした。

自分のマシンは、新型MJ-FX。VハルになったことでRXP-X並みに曲がるし、さらにSEのIKOMAスポンソンも付いているので、いったいどのぐらいのタイムが出るのか、自分でも楽しみでした。

そして1回目のタイムは、なんと27秒44!! 自分でもちょっとビックリです。走る前に28秒は切れると言っていたのですが、まさかここまでのタイムがでるとは(笑)。

しかも少しミスがあったので、そこを修正すればまだ縮められると挑んだ2回目。タイムはなんとなんと26秒97!! 27秒すら切ってしまい、会場からは大歓声!! 納得のタイムに満足していたのですが、「ブイに当たったから5秒プラスだ」と横やりが入りました。そんな馬鹿なと思い、ブイに当たったらいけないのか聞き返すと「そんなの当たり前じゃん!!」と……。

まぁ、どちらにしても順位は変わらないので、問題なし。新型FXとIKOMAスポンソンの性能も証明できたし、アマチュア・ランナバウト・リミテッドのMOTO 1は、1位という結果になりました。

レース会場のコース図

午後4時からは翌日の練習走行ができるという話でしたが、例のごとく4時が4時半になり、4時半が5時になり、あたりが暗くなってきた5時過ぎになってようやく、ちょこっとだけ練習走行ができました。大きな島を中心に右回りで周回するようなコースなので、会場から見えるのは全体の5分の1程度。あとは島影に入ってしまうのでまったく見えず、しかも恐ろしくインとアウトの距離が合っていませんでした。まぁ、明日にはちゃんと合わせるとは思いますが(笑)。

その後はレース会場の食堂で、ビュッフェスタイルの夜ご飯。ここで食べておかないとその後は一切飲み食いできないので、頑張って胃に放り込みます。そしてタクロバンでもあった、フィリピン恒例のロングタイム・ライダーズミーティングがスタート。旗の意味からコースの周り方まで、そこからやる!? という内容で、今回もたっぷり2時間以上かかり、終わったのは9時過ぎでした(笑)。

次ページ:【レース2日目】後味の悪い終わり方に……

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