生駒 淳の海外レース参戦記#07│JSAP NATIONAL TOURS 2019

生駒 淳の海外レース参戦記#01│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 1
生駒 淳の海外レース参戦記#02│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 2
生駒 淳の海外レース参戦記#03│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 3
生駒 淳の海外レース参戦記#04│TACLOBAN INTERNATIONAL JET SKI RACE 2019
生駒 淳の海外レース参戦記#05│JET SKI PRO TOUR 2019 ROUND 4
生駒 淳の海外レース参戦記#06│JET SKI WORLD SERIES ROUND 1

 

JSAP NATIONAL TOURS 2019 ROUND 3
PHILLIPPINES CALIRAYA LAKE
フィリピン カリラヤ湖
2019年8月10日~11日
  • TEXT:Jun Ikoma 生駒 淳

2019年8月9日(金)【出国│レース前日】
スピード狂のレーサーは、世界のどこにでも存在します

フィリピンの水上バイクレースのポスター

今回は、フィリピンのシリーズ戦〈JSAPナショナルツアー2019〉に参戦したレポートです。

6月に出場したタクロバンのレースがこのシリーズの第2戦で、今回が第3戦になります。レース会場は、マニラの南東にあるカリラヤ湖。

会場まではマニラからクルマで向かいますが、ナビには2時間半で到着と出ていたのに、実際は5時間以上のロングドライブとなりました。

ちなみに自分は、ハンドルを握るとついつい飛ばしてしまう方です(反省)。海外の友人にも飛ばすひとはたくさんいますが、フィリピンの大親友BJ Angは、自分が知っているなかでも群を抜くほどのスピード狂。今回の移動もBJの運転でしたが、2艇積みトレーラーにランナバウトを2艇載せているのに、アクセルはつねに全開!! 高速道路では、160km/hが当たり前。一般道に降りても、レースでもやってるのかってぐらい、前を走るクルマを追い抜いていきます。それで会場まで5時間オーバーだったので、普通のひとなら7時間ぐらいかかったかもしれませんね(笑)。

到着が夕方だったので、この日は会場を見て終了です。明日はスラロームだけなので(アマチュア・ランナバウト・リミテッドはMOTO 1がスラローム、MOTO 2・3がクローズド)、スケジュールはわりと余裕があるとか。

会場近くやホテル周辺には食事ができるところがないので、この日の夕食は、お金持ちライダーのお父様が会場近くで経営している、レイクリゾートというかコテージでお世話になることに。この湖は人造湖らしく潮の満ち引きもないので、夜になっても、コテージの桟橋には水上バイクが係留されたまま。水上バイクを持って遊びに来ているひとも多いようでした。

フィリピンは貧富の差が激しい国ですが、水上バイクを持っているひとは凄いお金持ちが多く、さらにその水上バイクをいじってレースをしているひととなれば、自分の想像をはるかに超えるお金持ちばかり。つまりこのコテージには、とんでもないお金持ちばかりが集まっているということですね(笑)。

フィリピンのホテル

食事も終わりホテルに行くと、湖畔の合宿所みたいな雰囲気で、施設はかなり古め。しかも4人部屋に1人なので、めちゃくちゃ寂しい……。壁も床も冷たくて、ただっ広い部屋に灯りはひとつだけ。トイレとシャワーは、色々な意味で都会っ子なら絶対に入りたくない感じで、ベッドには掛け布団がなかったので、シーツにくるまって就寝。夜中になるとヤモリが「キャーキャー」と鳴きだし、寂しさは紛れても、うるさくて良く眠れないまま、朝を迎えることに(泣)。

次ページ:【レース初日】スラロームで、新型FXのポテンシャルを発揮

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