2021モデルのSea-Doo(シードゥ)はフルモデルチェンジしたRXP-X 300や、新たな装備が追加されてカラーリングも一新されたFISH PRO 170が注目を集める。
その一方、最上位モデルであるGTX LIMITED 300はどうだろう。
一見するとどこも変わっていないように思えるかもしれないが、実は機能的にもっとも進化しているのがこのモデル。その要因と言えるのが、新型ディスプレイの採用だ。
拡張性の高い7.8インチフルカラーディスプレイ
7.8インチのワイドカラーLCDディスプレイは明るい場所でも視認性にすぐれ、直射日光のもとでも各種情報がハッキリ見える。
ハンドル右のボタンで操作するため、手を離す必要がないのも便利。
オーディオ操作も同様で、曲送りや停止のためにスマホを取り出す必要がなく、操作性は格段に向上したと言える。
また専用スマホアプリ「BRPコネクト」と連携することで、ディスプレイの右画面にマップを表示可能。
国産車にもようやくディスプレイオーディオが増えはじめ、スマホとの連携が普及しはじめたところだが、水上バイクに早くも同様の機能が採用されるとはオドロキだ。
現在Sea-Dooで使えるのはオーディオとマップアプリのみだが、対応アプリが増えればもっと色々なことができるようになる。
天気予報や海上ナビゲーション、さらには海の規制情報をリアルタイムで表示できるようになるかもしれないなど、今後の進化にも注目だが、まずは今ある機能を使いこなしてもらうべく、新型ディスプレイでできることとその操作手順を動画で紹介。
せっかくの高機能ディスプレイを、余すところなく使いこなしてほしい。