2020 BRP SEA-DOO SPARK TRIXX試乗インプレッション

もっとSPARKで遊ぼう!!

従来のランナバウトとはひと味違う、独特の動きを可能にしているSPARK TRIXX。

専用装備によりウィリーが簡単にできるのはご存じのとおりだけど、実はもっと色々な乗り方、遊び方ができるかも？

元フリースタイラーであり、レースでも日本有数のトップライダーである生駒淳に、その可能性を探ってもらった。

2020 BRPシードゥSPARK TRIXXのステップ

「とにかく遊び心が満載で、他にはない楽しさがありますよね。ウィリーは誰でも簡単にできますし、ウェーブならバレルもできる気がする（笑）。

何より、そう思えること自体が他のランナバウトとは違うノリモノなんだと思います」

超軽量でコンパクトなハルと専用装備により新感覚の水上バイクともいえるこのモデルだが、生駒もそのポテンシャルを存分に体感できたようだ。

「みんなで代わる代わるいろいろなことにチャレンジしたら、絶対に楽しいですよ」

という生駒の言葉どおり、遊び方の幅が広がりそうなSPARK TRIXXなら、その可能性は無限大ともいえそうだ。

またSPARKシリーズはボートに積載して楽しむひとも多いが、SPARK TRIXXならその用途でもさらに楽しめるだろう。

「東京湾へツーリングに行ったとき、周りはみんな過給器モデルで自分だけSPARKだったんですけど、海に出たらぶっちぎりでした（笑）。

ハルの形状とか軽さとか、あとは浮力のおかげなのか、SPARKのハルってとにかく波に刺さらないんですよ。

だから乗り手の技量にもよりますけど、荒れた水面で上手に乗りこなせれば過給器モデルにも負けませんよ」

ツーリングでも優秀で、様々な遊び方ができるこのモデル。

「大勢でワイワイしながら乗るのにも最高」と生駒が言うように、SPARK TRIXXはきっとみんなを笑顔にしてくれるはずだ。