2020 YAMAHA MJ-FX HO│FX Cruiser HOインプレッション

新型FXハルがもたらす、扱いやすさと安心感。堂々たる佇まいの自然吸気モデル

SVHOにはない、HOの魅力とは?

MJ-FX HO

MJ-FX HOの特徴といえば、自然吸気エンジンならではのストレートな吹き上がりの爽快さと、扱いやすさ。さらに無鉛レギュラーガソリン仕様で燃費性能にもすぐれていることから、ロングツーリングに適したモデルと言えるだろう。

MJ-FX Cruixer HO

自然吸気エンジンと走行時の安定性が高いFXハルの組み合わせは、多少ラフな操縦をしても意図せぬ動きをすることはないので、安心して乗れる。さらに近年はもっと遠くへと長距離ツーリングへの欲求が高まっているが、燃費性能にすぐれるHOモデルなら、その点も安心。充実の装備と、高級感ある艇体デザイン。さらに安心感の高さが、HO モデルの魅力だろう。

MG MARINE試乗艇

今回の撮影に使用したのは、千葉県市川市にあるエムジーマリーンの試乗艇。他にも試乗可能なモデルがあるので、気になる方は問い合わせを。
MG MARINE

047-370-1501

コネクスト・マルチファンクションディスプレイ

MJ-FX HO


タッチパネル式4.3インチ液晶マルチファンクションディスプレイは、走行やエンジンに関する情報の確認はもちろん、ドライブコントロールやセキュリティシステムのセットも可能だ。

コネクストについて、詳しくは下記リンクを参照
スマホのように操作できるコネクスト・ディスプレイ

1.8リッター自然吸気エンジン

MJ-FX HO


1.8リットルの大排気量から生みだされるビッグトルクにより、胸の
すく加速を実現。高出力だけでなく、経済性やメンテナンス性、信頼性、環境適合性などを高次元でバランスしている。

最新技術で、操船をサポート


電動リバー
ス&減速システムRiDEや、クルーズアシスト/ノーウェイクモード、超低速モードなど、ライダーをサポートしてくれる電子制御も充実。

マルチマウントシステムなど装備も充実し、上質な仕上がり


スピーカーなど、さまざまなアイテムを装着できるマルチマウントシステムをハンドル前に装備。
※マルチマウントシステムに装着できるオーディオについて詳しくは、下記リンクを参照
FXシリーズ用オーディオ│ECOXGEAR EcoDriftスピーカー


リボーディングステップはヒザを乗せても痛くないように、上面がフラットな形状を採用。滑り止めのデッキマットも貼られ、高級な仕上がりだ。

フロントの大容量ストレージだけでなく、防水タイプのグローブボックスや、シート下の防水物入れ。そして、水に濡れたギアの収納に便利なスターン物入れなど、収納力も高い。

Cruiser HOとHOの違いは?


上4枚組写真の左側がCruiser HO、右側
がHO。シート形状の違いは一目瞭然だが、Cruiser HOは、3名分の独立した着座スペースを確保し、ヒップサポートを備えたクルーザーシートを採用している。対するHOは段差の少ないツーピースシートとなる。なおツーピースシートの側面のみ、「FX」のロゴが浮き彫りにされている。Cruiser HOには、係船に便利なプルアップクリートを装備(2か所)。他の仕様や装備は、すべて共通。

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