【HOW TO水上バイクフィッシング②】水上バイクの釣り用カスタム(艤装)

 

水上バイクさえあれば、釣り竿を持てばすぐにできる手軽さも、水上バイクでの釣りの魅力。それでも、もっと釣りのしやすさや釣果を求めるなら、各種装備がほしくなるのも必然。ナニをドコに、どのように取りつけるか? 先人たちの改造(艤装)を参考に、理想のスタイルを考えてみよう。

釣り竿1本の、お手軽スタイル

シートのバンドに釣り竿を挟み、必要最小限のルアーなどを持つ、もっともお手軽なスタイル。対象魚種と釣り方が事前に決まっていれば、これだけでも十分に水上バイクでの釣りが楽しめる。走行時に釣り竿を落として無くさないように、ランヤードで船体に結んでおくと安心だ。

ファクトリーゼロ製PWCフィッシングラック

ファクトリーゼロのステンレス製PWCフィッシングラックは、水上バイクでの釣りが注目されはじめた当初からの人気商品。このラックをベースに、自分で好みのロッドホルダーや魚群探知機を取りつけるなどのカスタムを施すひとが多い。
ファクトリーゼロ

ラックの上部にベースを追加し、その上に魚群探知機を設置した例
ロッドホルダーを追加するなど、自分で使いやすいようにカスタム可能だ

ボリカ クランプロッドホルダー

シート下のグラブハンドルに工具不要で装着できる、クランプ式のロッドホルダー。ツーリングも釣りも両方楽しみたいというユーザーにとって、使い勝手の良いアイテムといえるだろう。

クランプに3連マウントを使用すれば、ロッドホルダーだけでなく、カメラマウントやアンカー用アイも装備可能だ。
ファクトリーゼロ

自作ラック

最近では、自分のタックルにあわせてラックを自作するひとも増えてきた。フレーム素材は、鉄やアルミ、塩ビなどさまざま。またラックではなく、カゴを水上バイクのリアデッキに固定するのも良いアイデアだ。これならラックではこぼれてしまう小物も安全に運べる。

カスタムギャラリー

使用するクーラーボックスにあわせて、フレームでラックを自作。船体への取付は、ラッシングベルト。ドリンクホルダーも装備。

クーラーボックスを2個積める、大型ラック。シートの脇までフレームを伸ばし、手の届きやすい場所にロッドホルダーを装備している。

シートグリップに、結束バンドで塩ビ管を装着し、ロッドホルダーとして使用。

電動リール用バッテリーは、ソフトバッグに入れてシートグリップに固定。クロロプレン製の防寒グリップカバーも装備。

ファクトリーゼロ製のPWCフィッシングラックの上部に板を取りつけ、魚群探知機のベースを取りつけ。

 

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