水上バイクさえあれば、釣り竿を持てばすぐにできる手軽さも、水上バイクでの釣りの魅力。それでも、もっと釣りのしやすさや釣果を求めるなら、各種装備がほしくなるのも必然。ナニをドコに、どのように取りつけるか? 先人たちの改造(艤装)を参考に、理想のスタイルを考えてみよう。
釣り竿1本の、お手軽スタイル
シートのバンドに釣り竿を挟み、必要最小限のルアーなどを持つ、もっともお手軽なスタイル。対象魚種と釣り方が事前に決まっていれば、これだけでも十分に水上バイクでの釣りが楽しめる。走行時に釣り竿を落として無くさないように、ランヤードで船体に結んでおくと安心だ。
ファクトリーゼロ製PWCフィッシングラック
ファクトリーゼロのステンレス製PWCフィッシングラックは、水上バイクでの釣りが注目されはじめた当初からの人気商品。このラックをベースに、自分で好みのロッドホルダーや魚群探知機を取りつけるなどのカスタムを施すひとが多い。
ファクトリーゼロ
ボリカ クランプロッドホルダー
シート下のグラブハンドルに工具不要で装着できる、クランプ式のロッドホルダー。ツーリングも釣りも両方楽しみたいというユーザーにとって、使い勝手の良いアイテムといえるだろう。
クランプに3連マウントを使用すれば、ロッドホルダーだけでなく、カメラマウントやアンカー用アイも装備可能だ。
ファクトリーゼロ
自作ラック
最近では、自分のタックルにあわせてラックを自作するひとも増えてきた。フレーム素材は、鉄やアルミ、塩ビなどさまざま。またラックではなく、カゴを水上バイクのリアデッキに固定するのも良いアイデアだ。これならラックではこぼれてしまう小物も安全に運べる。
カスタムギャラリー
使用するクーラーボックスにあわせて、フレームでラックを自作。船体への取付は、ラッシングベルト。ドリンクホルダーも装備。
クーラーボックスを2個積める、大型ラック。シートの脇までフレームを伸ばし、手の届きやすい場所にロッドホルダーを装備している。
シートグリップに、結束バンドで塩ビ管を装着し、ロッドホルダーとして使用。
電動リール用バッテリーは、ソフトバッグに入れてシートグリップに固定。クロロプレン製の防寒グリップカバーも装備。
ファクトリーゼロ製のPWCフィッシングラックの上部に板を取りつけ、魚群探知機のベースを取りつけ。