![STX 160LXビーチ](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
不動のロングセラーがフルモデルチェンジ
カワサキ・ジェットスキーの歴史は、2020 年で47 年目 を迎えた。数多くの名機を世に送り 出し、その多くが長年愛され続ける ロングセラーとなっているが、STX の名を冠したモデルがはじめて誕生 したのは1997 年のこと。
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![900 STX](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
今から 22 年前の1100 STX が初代で あり、つまりジェットスキーの歴史 のほぼ半分は、STX というモデル が存在している。それだけ歴史あるモデルなのだが、それではみなさん、STX というモデルにどのようなイメージを持っているだろう。
![750 STX](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![1100 STX Limited](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![900 STX](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![1100 STX D.I.](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
初代にあたる1100 STX のハルは「史上最高傑作の3 人乗りハル」 ともいわれたほどで、高いスポー ツ性を発揮。その後同型ハルに排 気量の小さいエンジンを搭載したモデルも登場したが、クリス・マック ルゲージが1100 STX でIJSBAナショナルチャンピオンを獲得したことで、その性能をレースで実証(1999 年のLimited モデルはマックのレプリカ艇)。
![900 STS](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![1200 STX-R](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そして時代は移り変わっても、1200 STX-R やSTX-15F といった後継モデルがレースシーンを席巻し続けた。そうしたこともあり、特に当時を知るベテランライダーの多くはSTXに対して「スポーツモデル」といったイメージを持っているはずだ。 しかし近年ではジェットスキーのラインナップが様変わりしたことで、現行のSTX である15F は「エントリーモデル」の位置づけとなっていた。
![STX-12F](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![STX-15F](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![STX-15S](https://hwsm.jp/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
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そして発売から16 年目の2020 モデルで、待望のモデルチェンジ。さて、そこで気になるのは「スポーツ」なのか、「エントリー」なのか。新しいSTX は、どちらの方向に舵を切ったのだろう。その答えは、「継承と進化」というキーワードに隠されている。